グループHでは、2位のチケットを求めてオリンピアコスが首位のアーセナルに挑み、1−0で勝利。勝ち点を10に伸ばして、アーセナルと共にベスト16に進出した。

試合は平均年齢21歳のアーセナルが立ち上がりから中盤を支配、ウォルコットが再三脅威となったがゴールを奪えずにいると、0−0で迎えた47分にブラジル人FWレオナルドがエリア内に突入しファビアンスキの股間を抜くシュートでオリンピアコスが先制。結局これが決勝点になり、スタンドは初の決勝トーナメント進出決定にお祭り騒ぎとなった。

◇オリンピアコス 1−0 アーセナル
[得点] 47分:レオナルド


一方、ヨーロッパリーグ進出を賭けて戦ったスタンダール対AZ戦は、終盤までAZがランスのゴールで1−0とリードし、逆転での3位が目前だった。しかし、後半ロスタイム5分にスタンダールは攻撃参加していたGKボラトのヘディングシュートで、1−1の同点に持ち込んだ。
これで勝ち点で1上回るスタンダールがヨーロッパリーグへ進むことになった。

◇スタンダール 1−1 AZ
[得点] 42分:レンス(A)、90+5分:ボラト