ユヴェントスは5日のセリエA第15節で、首位インテルとのビッグマッチを迎える。試合を2日後に控え、チーロ・フェッラーラ監督が特に悩んでいるのは、中盤の構成だ。フェリペ・メロはまだ咽頭炎から回復しておらず、出場が微妙となっている。フェッラーラ監督は彼を休ませるつもりのようだ。

そこで、マウロ・カモラネージとクリスティアン・ポウルセン、モモ・シソコを起用し、ジエゴをトップ下に据える、ダイヤモンド型の中盤に戻す可能性がある。2トップはアレッサンドロ・デル・ピエーロとアマウリだ。ダヴィド・トレゼゲは回復したが、ベンチスタートとなるだろう。

ディフェンスでは、マルティン・カセレスがズデネク・グリゲラより出場する可能性が高い。センターバックはファビオ・カンナヴァーロとジョルジョ・キエッリーニのコンビ。左サイドは、内転筋を痛めたファビオ・グロッソが回復してきており、スタメン出場すると見られる。

現在不振に苦しんでいるユヴェントスにとって、インテル戦は勝ち点差を5ポイントへ戻すため、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦は決勝トーナメント進出のため、この上なく重要な2試合だ。そこで3日、親会社のジョン・エルカン会長がジャン・クロード・ブラン会長やスポーツ・ディレクターのアレッシオ・セッコ氏とともに、練習前にドレッシングルームでチームに発破をかけている。