【どっちが勝ち組でショー】上野樹里VS榮倉奈々「映画で輝くのはどっち?」対決!
今回の【どっちが勝ち組でショー】は上野樹里VS榮倉奈々。9月12日より公開の映画『キラー・ヴァージンロード』(岸谷五朗:監督)で結婚願望が強いドジOLを演じている上野樹里は、年末には『のだめカンタービレ』の公開が決まっている売れっ子女優。対し、大ヒットした『余命1ヶ月の花嫁』の公開後、様々なCMにひっぱりだこな榮倉奈々は、最近急に“キレイになった”と評判。この先、女優として勝ち組はどっち?
今年5月に公開された『余命1ヶ月の花嫁』。この映画のヒットは、原作への根強い支持もあるけれど、早世した長島千恵さんを演じたの榮倉の魅力も大きい。この作品のPRで、映画の宣伝以上に一生懸命「乳がんの認知度」を高めようとガンバル榮倉奈々の姿に感化されて映画館に足を運んだ人も多かったのではないか。
当初、「榮倉の顔がまんまるで健康的すぎる。」とか、「お涙ちょうだい映画。」とか言われていた『余命1ヶ月の花嫁』だが、いざフタを空けてみたら榮倉奈々のしっかりとした存在感や、ラブストーリーを軸にした感動作として注目を集め、それらの不安材料が一気に良い方に翻った。
そして、榮倉奈々は、『余命1ヶ月の花嫁』の後、間違いなくキレイになっている。現在、ビタミン飲料、お菓子、歯みがき粉などのCMに出演している榮倉奈々は、どれもショートカットのヘアスタイルなれど、どことなく色っぽい。ドラマ『メイちゃんの執事』の時のガサっぽさや、NHK朝の連続テレビ小説『瞳』の時のイモッっぽさが無くなって精錬され、かといってキツくなく女性らしくなった。映画で命の大切さを知り、誰かといい「恋」でもしているのだろうか。
変わって、榮倉の反対でどんどん男っぽくなっていく上野樹里。彼女は映画「スウィングガールズ」で一気にブレイク、ドラマでも『のだめカンタービレ』で一気にお茶の間のスターダムに上がった若手女優だが、最初から庶民的、元気がウリだ。
この気取らないタイプの女優に、深津絵里だとか、田中麗奈がいたが、いずれも最近はグッとお姉さんぽくなってしまい、つまらなかったので上野樹里の登場は衝撃であった。
女優なのになにしろガサツっぽく“CMでの”言葉遣いがひどい。大手建設会社のCMでは、「〜っつうの。」とTVに向かってつぶやき、飲料のCMでは、「こっちの方がよくね?」とキャベツを持って笑う。一見ひどい扱いだが、上野を起用するメーカーは上野の個性を理解し、上野に「等身大の若い女性」を演じさせる事によって商品イメージを訴える。そんな冒険が出来るのは上野だからこそ。演技力がしっかりしていて、とくに悪いスキャンダルの上がらない上野樹里には大事な商品が任せられるのである。
そんな上野樹里はこの先も順調、仕事上ではひとまず「いい女」に落ち着いてしまった榮倉奈々よりも「勝ち組」になる可能性が高い。世間の若い女子が自立し、どんどん男っぽくなっていくつれ、上野の需要は高まる。
魅力的な上野樹里は、クリエーターたちも注目の的だ。俳優・岸谷五朗が初監督する映画『キラー・ヴァージンロード』(9月12日公開)は、そんな上野ワールドがたっぷり堪能できる。似たタイプの先輩女優・木村佳乃と一緒にドタバタの女子ワールドを展開中だ。この映画の公開に合わせてWOWOWでは『人気クリエーター×上野のオムニバスドラマ』が放送されているが、いよいよ17日(木)は、山下敦弘:監督、向井康介:脚本の「となりのとなりのあきら」が放送。ヒットメーカーの二人が上野をどう料理するか楽しみだ。
映画の出演がキッカケで、人に優しくなり、内面が輝く榮倉奈々の今後も楽しみだが、ドタバタして危なっかしい上野樹里も、この先何をしてくれるかが楽しみな女優なのである。しばらくこの輝きは続いていきそうだ。
(TechinsightJapan編集部 宇佐木野ミミ)
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そして、榮倉奈々は、『余命1ヶ月の花嫁』の後、間違いなくキレイになっている。現在、ビタミン飲料、お菓子、歯みがき粉などのCMに出演している榮倉奈々は、どれもショートカットのヘアスタイルなれど、どことなく色っぽい。ドラマ『メイちゃんの執事』の時のガサっぽさや、NHK朝の連続テレビ小説『瞳』の時のイモッっぽさが無くなって精錬され、かといってキツくなく女性らしくなった。映画で命の大切さを知り、誰かといい「恋」でもしているのだろうか。
変わって、榮倉の反対でどんどん男っぽくなっていく上野樹里。彼女は映画「スウィングガールズ」で一気にブレイク、ドラマでも『のだめカンタービレ』で一気にお茶の間のスターダムに上がった若手女優だが、最初から庶民的、元気がウリだ。
この気取らないタイプの女優に、深津絵里だとか、田中麗奈がいたが、いずれも最近はグッとお姉さんぽくなってしまい、つまらなかったので上野樹里の登場は衝撃であった。
女優なのになにしろガサツっぽく“CMでの”言葉遣いがひどい。大手建設会社のCMでは、「〜っつうの。」とTVに向かってつぶやき、飲料のCMでは、「こっちの方がよくね?」とキャベツを持って笑う。一見ひどい扱いだが、上野を起用するメーカーは上野の個性を理解し、上野に「等身大の若い女性」を演じさせる事によって商品イメージを訴える。そんな冒険が出来るのは上野だからこそ。演技力がしっかりしていて、とくに悪いスキャンダルの上がらない上野樹里には大事な商品が任せられるのである。
そんな上野樹里はこの先も順調、仕事上ではひとまず「いい女」に落ち着いてしまった榮倉奈々よりも「勝ち組」になる可能性が高い。世間の若い女子が自立し、どんどん男っぽくなっていくつれ、上野の需要は高まる。
魅力的な上野樹里は、クリエーターたちも注目の的だ。俳優・岸谷五朗が初監督する映画『キラー・ヴァージンロード』(9月12日公開)は、そんな上野ワールドがたっぷり堪能できる。似たタイプの先輩女優・木村佳乃と一緒にドタバタの女子ワールドを展開中だ。この映画の公開に合わせてWOWOWでは『人気クリエーター×上野のオムニバスドラマ』が放送されているが、いよいよ17日(木)は、山下敦弘:監督、向井康介:脚本の「となりのとなりのあきら」が放送。ヒットメーカーの二人が上野をどう料理するか楽しみだ。
映画の出演がキッカケで、人に優しくなり、内面が輝く榮倉奈々の今後も楽しみだが、ドタバタして危なっかしい上野樹里も、この先何をしてくれるかが楽しみな女優なのである。しばらくこの輝きは続いていきそうだ。
(TechinsightJapan編集部 宇佐木野ミミ)
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