5D Mark II

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キヤノンの一眼レフカメラ『5D Mark II』の新ファームウェアVersion 1.1.0がリリースした。
今回のファームウェアは以前の黒点問題を修正したVersion 1.0.7と違い、機能強化がはかられたものになる。

それでは早速、記者の手元にある『5D Mark II』に最新版ファームウェアを導入してみたぞ。
ファームウェアのアップデートには、データの記録されてないコンパクトフラッシュメモリが必要なので、あらかじめ用意しておこう。
手順は以下の通り(ファームウェアアップデートにはフル充電されたバッテリーパックかACアダプターを使用しよう)。

Windows版とMac版が用意されているが今回はWindows版をダウンロード。
「eos5d2110.exe」というファイル(場合によっては拡張子無し)がダウンロードされるので、それを実行し自己解凍する。
すると「5d200110.fir」というファームウェアファイルが生成されるのでファイルをフォーマットされた空のコンパクトフラッシュメモリにコピーする。

「5d200110.fir」が入ったコンパクトフラッシュを『5D Mark II』に差し込み電源を入れる。
「MENU」ボタンを押してメニュー画面から「ファームウェアVer. X.X.X」を選択する。
「SET」ボタンをおすとファームウェアアップデートの確認画面になるので「OK」を選択する。

次の画面では以下のような表示がされる。

Farmware update program
--------------------------
Please Select new
farmware version.
Current Version is 1.0.7

5d200110.fir


上記を確認してOKなら「SET」ボタンを押そう。
「5d200110.fir」は先ほどサイトからダウンロードしたファイル名だ。

ここで「OK」を選択するとファームウェアが1.1.0にアップデート開始される。
アップデート中は電源を切ったり電源カバーを開けるといったことは絶対にしないように注意しよう。
アップデートが始まると「Updating now.」という文字と共にプログレスバーが進んでいく。
5分も掛からないうちにアップデート作業は終わるので100%になったら最新のファームウェアになったか確認をしよう。

また上記のコンパクトフラッシュを使った方法以外にもUSBケーブルで接続してファームウェアをアップデートする方法もある。
空のコンパクトフラッシュが無い場合はこちらを使うと良いだろう。
その際はPCに『EOS Utility』がインストールされている必要がある。

さて、今回のファームウェアバージョンアップで何が変更されたのか?
それは以下の点だ。

・動画撮影における“マニュアル露出の設定”を可能とする機能。
・画像の再生時やメニュー画面の表示時に、カメラの“絞り込みボタン”の機能を受け付けない。
・メニュー機能のレンズの“周辺光量補正”を“する”にセットし撮影した画像で、周辺光量が正常に補正されないことがある現象を修正。
・C.Fn II-3 (高輝度側・階調優先)を設定時の、オートライティングオプティマイザ機能のアルゴリズムを修正。
・アラビア語/ルーマニア語/スペイン語/ウクライナ語を追加
・別売アクセサリーのバッテリーグリップ『BG-E6』を使用した場合に、カメラの“バッテリー情報”の表示内容を変更。

特に動画撮影時のマニュアル露出設定は非常に要望の多かった機能でこの機能改善は大変ありがたいものだ。
これによりさらに凝った動画撮影が可能となる。

『5D Mark II』ユーザーは早速最新ファームウェアを導入してみよう!

参照:『5D Mark II』ファームウェア

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