次期R・マドリー会長に選ばれる可能性が高いと言われるフロレンティーノ・ペレス氏。すでに会長選へ向け、水面下で着々と準備を進めているようだ。以前より噂されるC・ロナウドとカカの他、すでにシャビ・アロンソとジェラードの代理人とも交渉をしているとスペインのマドリード系スポーツ紙ASは伝えている。

 ジダンをフロントに迎え、監督にはアンチェロッティ、ベニテス、ベンゲルといったところが候補に挙がっているが、もしベニテスがR・マドリー監督に就任することになればリバプールの2選手が共にR・マドリーに来るという可能性も高くなる。

 R・マドリーがシャビ・アロンソとジェラードに興味を示すのは初めてのことではない。アリゴ・サッキ氏がR・マドリーのTDを務めていた当時、フロレンティーノ・ペレス氏にジェラード獲得を薦めたことがあった。また、シャビ・アロンソは2004年にR・マドリーと契約間近とまで報じられていたものの、金銭面で合意に至っていない。

 スペイン地元メディアではここ最近シャビ・アロンソのように中盤でゲームを構築できる選手が今のR・マドリーには存在しないとして必要不可欠な存在としている。こうした動きを受けてフロレンティーノ・ペレス氏が会長選挙戦でシャビ・アロンソ獲得を公約する可能性は十分あるだろう。果たしてシャビ・アロンソが来シーズン、リーガに戻ることはあるだろうか。

(スペイン通信)