昨季途中で左膝の腱を断裂する重傷を負った元ブラジル代表FWロナウド(31)が、再起に向けて始動していたことが明らかとなった。

故郷でブラジルの名門フラメンゴの練習場に姿を見せたロナウドは「15、6歳の頃からサッカー選手である俺が、6か月もプレーから遠ざかってしまえばウェートオーバーになるのは当たり前のことだ。また、現在所属クラブはないが、複数のクラブと連絡を取り合っている。俺にはいくつかの目標があるが、今は復帰することだけに集中している。復帰に向けて最も厳しいのは、フィジカル面での調整だ。再びピッチに立ちたいが、復帰が実現する場合もフラメンゴの選手としてではないだろう」と話している。

一方、ブラジル代表のルンコ医師は「医学的な観点からもロナウドはかなり回復している。筋肉のリハビリにおいてはポジティブな成果が出ており、慎重な検査を行いながらリハビリを進めている段階だ」と復帰への手応えを明かした。