映画「怪談」日本の美を極めた夏ホラーの最高傑作

写真拡大 (全4枚)

ずっと、ずっと、ずっと、あなただけ。

『リング』の中田秀夫監督、最新作は<日本の美>を極めた最高傑作。
早くも世界50カ国で配給決定!

『ザ・リング2』でハリウッドでもNo.1ヒットに輝いた中田秀夫監督が、最高のスタッフ、キャストを集めて5年ぶりに日本映画を撮り上げた。

主人公、新吉役には人気、実力ともに若手歌舞伎俳優を代表する存在、尾上菊之助。一途な愛で物語を突き動かしていく豊志賀(とよしが)役には日本を代表する女優、黒木 瞳。新吉に関わってしまったために過酷な運命の渦に巻き込まれていく女たちを、井上真央、麻生久美子、木村多江、瀬戸朝香らが華やかに演じきる。

黒木 瞳「こんなところを見てもらいたい」
映像美も見ていただきたいし、真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)という物語も知っていただきたいし、それから新吉(尾上菊之助)をとりまく女性達をどのように、狂おしく彼を愛していくかというところも見ていただきたい。最後は愛が勝った。因縁を愛が上回ったというとろを見ていただきたい。さいごは爽やかな余韻に浸っていただきたいと思います。

累ケ淵(かさねがふち)の<かさね伝説>はほんとうに起きた事件だった!
江戸時代、いまの鬼怒川近辺で累(かさね)という女が夫に殺された。夫は再婚するが後妻5人が続けて怪死した上、生まれた娘に累の霊が憑依してしまう。寛文8(1668)年、祐天上人が累の怨霊を鎮め、ようやく事件は解決した。茨城県の法蔵寺には累一族の墓がある。この事件をもとに天才落語家、三遊亭円朝が創作した物語がこの映画の原作「真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)」。累ケ淵を舞台に親子、兄弟、夫婦のあいだで愛憎、殺人といった因果が入り乱れる大作で「怪談牡丹燈籠」「四谷怪談」とともに、愛と性、嫉妬や欲など、人のこころが生み出す悲劇や怪奇譚(たん)を描いた傑作である。

古典ならではの日本の美と、映画でしか描けない斬新なイマジネーションが融合した、まったく新しいエンターテインメント『怪談』。どこまでも美しく、おそろしい日本の夏がやってくる―。

■ストーリー
出会ってはならない、愛し合ってはいけない運命のふたり。
深く激しい愛が巻き起こす、陶酔と戦慄の物語。

美しい顔立ちと、やさしい心を持った男 ― 煙草売りの新吉。
あでやかな姿と、凛とした心を持った年上の女 ― 三味線の師匠、豊志賀。

江戸の街で出会い、燃えるような恋におちていくふたり。だがその出会いは偶然ではなく、親の代から続く不思議な縁で結ばれていたのだった。やがて顔に傷を負ってしまった豊志賀は「この後女房を持てばかならずやとり殺す」と書き残して死んでいく。しかし豊志賀の深く激しい愛は終わらない。残された新吉と彼をとりまく女たちの運命は、想像もつかない方向へ進んでいく―。

キャスト:尾上菊之助、黒木 瞳、井上真央、麻生久美子、木村多江、瀬戸朝香
スタッフ中田秀夫「リング」(監督)
オフィシャルサイトhttp://www.kaidan-movie.jp/
配給:松竹 ザナドゥー
公開日:8月4日(土)全国ロードショー
(C)2007『怪談』製作委員会

コミュニケーションプラス 永松貴子 女性 30代
好きな映画のジャンル:アクション
一言:こわ〜い映画は苦手な私ですが、この「怪談」は一途な女性の生き様が描かれているお話なのです。人の縁。過去の因縁。そして、深く激しい愛。ラブストーリーとしてとてもオススメです。是非、劇場でご覧ください!


■関連ニュース
「怪談」夏休み特集
黒木瞳、ホラーがダメでも「ラブホ」に来て欲しい「怪談」完成披露試写会
尾上菊之助、君間違ってるよと忠告「怪談の夕べ」トークライブ