日本語は、ケージャン語に近い? ヤンキースの公式ホームページは、15日にオープン戦で登板、3イニングを投げた井川慶投手の関連記事を掲載。その中で、ギドリー投手コーチのアドバイスが、制球に苦しむ井川の投球を回復させたと紹介した。「井川は、最初に投げた9球中8球がストライクゾーンを外れ、ロン・ギドリーコーチは、思いがけず早い段階でマウンドに駆け寄ることになった」と同紙。しかし、その後、5三振を奪って終わってみれば、1被安打ピッチングと好投した井川について、「ギドリーコーコーチが何を井川に語ったにしろ、それは、役立ったようだ」。

 そこで、試合後のトーリ監督がジョークを一発。「ギドリーコーチが何を井川に言ったのか、それは知らない。でも、ケージャン語は、日本語に似ているのかもしれない」。これは、現役時代には「ルイジアナの稲妻」というニックネームをつけられていた速球派のギドリー投手コーチは、フランス人の子孫が多く存在するルイジアナ州の出身であり、地元の人々がケージャン語といわれる言葉を話すことに由来している。【USA通信】