インテル会長マッシモ・モラッティが8日、噂されるFWメッシ(19=バルセロナ)獲得の可能性について語った。モラッティ会長は「メッシ?彼は惚れ惚れする選手だが、現状で彼を獲得する気はない。全てマスコミが作り上げた話だ。現在、誰もがメッシを絶賛している。そして私が特にメッシに狂っているという事になっているが・・・。私は2年前、U21アルゼンチン代表でメッシを見たときから素晴らしいと感じていた。彼を獲得する意思があれば、その時既にアクションを起こしていた。インテルはメッシに一切コンタクトを取ってはいないし、今後もない。私はインテルの現状に満足している。メッシだけではなくGKブッフォンも獲得する気はない。幸い我々には素晴らしいGKが2名(セザール・トルド)もいる。特にセザールは今季前半戦で素晴らしい活躍を見せてくれたので、今後も期待している。現状でブッフォンを獲得すれば、チーム内が混乱するだけだ」と報道を完全否定した。
また、今季終了後、MFフィーゴ(34)がサウジアラビアのアルイティハドに移籍することについてモラッティ会長は「6月に我々とフィーゴの契約期間は切れるので、彼がサウジアラビアを選択した。しかし彼には『気持ちが変わるような事があれば、我々はいつでも契約延長の意思がある』と伝えている。彼がインテルにもたらしてくれたものは多い・・・」と名残惜しそうに語った。