金辰坤報道官(文化体育観光部提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部は5日、愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」が中止されたことに対して遺憾を表明した。

 

 同部の金辰坤(キム・ジンゴン)報道官はこの日の定例会見で、展示の中止について「極めて遺憾と考える」と述べた。

 その上で「文化芸術の創作と表現の自由はどのような場合でも尊重されなければならない」とし、「速やかに正常化されることを願う」と話した。

 今月1日から始まった同企画展は、少女像の展示を巡って日本の政治家からの圧力や右翼による脅迫を受け、3日限りで中止された。