提供:週刊実話

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 5月22日、人気アイドルグループ『KAT−TUN』の元メンバーで現在はアーティストとして活躍する田口淳之介容疑者(33)と、女優の小嶺麗奈容疑者(38)の2人が関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)に大麻取締法違反(所持)の容疑で現行犯逮捕されたのだ。田口容疑者は1999年にジャニーズ事務所に入所。’02年に結成された『KAT−TUN』のメンバーに30人抜きで抜擢された。

 ところが、’16年3月に同グループを飛び出し、併せてジャニーズ事務所を退所してしまう。

「突然の報道に、ファンや関係者は度胆を抜かれたんです。事務所退所は、内縁関係にある小嶺との結婚を望み、事務所から拒絶されたことが理由とされていた。だが、それは表向きですね。当時から田口にドラッグの噂が絶えなかったんです。大スキャンダルになる前に、辞めてもらったというのが真相です」(芸能事情通)

 実は元『KAT−TUN』メンバーでドラッグ使用で逮捕されたのは田口が初めてではない。ラップを担当していた田中聖(33)も’17年5月24日に、大麻所持の容疑で現行犯逮捕されているのだ。

 「この田中と裏でつるんでいたのが田口だったんです。一時期、マトリや警視庁はこの2人を通じて芸能界に薬物ルートが確立されていたとみて、内偵捜査を続けていたんです」(同)

 6人のメンバーのうち、2人が大麻で逮捕された『KAT−TUN』。人気№1だった赤西仁(34)が’14年にジャニーズを退所。現在、残っているのは亀梨和也(33)、上田竜也(35)、中丸雄一(35)の3人だけなのだ。ところが…。

 「今回の田口の逮捕で、ジャニーズ上層部は、グループの解散を決めたそうです。スキャンダラスのイメージが定着し、これ以上、グループを存続させる意味がなくなってしまったというわけです」(芸能プロ関係者)

 最終的に、グループ解散の引導を渡すことになった田口。今後の彼を待ち受けているのは、身の毛もよだつ借金地獄だという。

 「7月5日から全国17カ所、21公演のツアーを開催する予定だったが、中止は決定的で、損害額は約1億円。さらに、田口はアジアツアーも計画していたんです。5億円は下らない」(芸能関係者)

 そればかりではない。
「ジャニーズ事務所からの損害賠償です。何たって『KAT−TUN』を殺したことになるんですから。ジャニーズ幹部は、相当激怒しています。その気になればン十億円を請求されかねませんよ」(前出・芸能事情通)

 快楽のためにドラッグに手を染めた田口。その代償は一生かかっても償い切れそうもない。