オリックス・西村監督【写真:荒川祐史】

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9回に後藤が同点打&小田がサヨナラ打「よく繋いで、いいヒットを打ってくれた」

■オリックス 5-4 ロッテ(22日・京セラドーム)

 22日のロッテ戦(京セラ)で、オリックスが劇的な逆転サヨナラ勝利をおさめた。

 2点を追いかける9回、ロッテ守護神の益田の制球がばらつき、3つの四球で2死満塁とすると代打・後藤にタイムリーが飛び出し、土壇場で同点に追いついた。さらに2死一、二塁の場面で、この日1番で起用された小田がショートの横を抜けるサヨナラヒットを放ち試合を決めた。

 西村監督は「よく繋いで、いいヒットを打ってくれた」とサヨナラの立役者たちを称えた。「みんなが最後まで諦めない気持ちの結果です。なかなか点が取れない中で、四球でチャンスを作った。(試合は)終わるまで何があるか分からないが、それを選手たちがやってくれた」と9回には益田に45球を投じさせるなど粘りを見せた打線を労った。

 また、「今日みたいな勝ち方は自信になる」と若手選手主体のチームに刺激を与えるような1勝を噛みしめていた。(安藤かなみ / Kanami Ando)