50種類以上のクラゲを展示する水族館として知られる山形・鶴岡市の加茂水族館。様々なクラゲが漂う様子を見ようと、多くの人が訪れる県内でも有数の観光スポットだ。

そんな水族館では、喫煙や飲食をするなんとも人間味あふれるクラゲが見られるという。一体どういうことなのか。

こちらはさめこ(@sameko71)さんが加茂水族館で撮影したもの。喫煙、ファストフードと昭和の不良を彷彿させていたのは館内の注意書きに登場するクラゲだ。

普段、水の中で生活しているクラゲもたまには陸に上がって一服――こう考えると非常に可愛いものだ。

グッズ化があるかも...


かわいい。さめこ(@sameko71)さんのツイートより

話題となった投稿のリプライ(返信)欄には、

といったコメントが寄せられている。

5月14日、Jタウンネット編集部は加茂水族館の担当者にこのピクトグラムについて話を聞いた。担当者によると、このイラストは14年のリニューアルの際に登場したもの。水族館のスタッフではなく、館内の掲示物を担当した業者にデザインしたという。

「ウケを狙ったわけでは...」

と担当者。インターネット上で話題になったことに意外さを感じていたようだ。

一方で職員の間でも「可愛い」と噂になっていたイラスト。今回話題になったことを機に、全くの未定であるが、

「このクラゲをベースにグッズも」

といった話も出てきているそうだ。


クラゲドリームシアター(Togabiさん撮影、 Wikimedia Commonsより)

クラゲを愛し、クラゲに愛された水族館。本物はもちろんのこと、こうした細かいところにも見どころがあるのは「さすが」といえる。

現地に行く機会があったならば、クラゲドリームシアターやクラネタリウムなどを鑑賞した後にこうしたキュートなクラゲたちを探すのもありかもしれない。