【ファンキー通信】アキバに新名所!? メイドカフェ以上のドキドキを

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 小中学校の図工や技術の時間、誰しも一度は使ったことがあるであろう半田ゴテ。それがいま、老若男女問わず密かなブームになっているという情報を耳にした。

 なんと、萌えのメッカである秋葉原に「半田カフェ」が存在するというのだ。そこではいい大人がまるで少年のように夢中になって、半田ゴテ片手にじゅうじゅうやっているんだとか。これは行ってみるしかない! きっとメイドさんが「ご主人さま、真空管です」なんて言いながら、半田付けを手伝ってくれるに違いない。メイドさんのいれたコーヒーを飲めば、半田付けもはかどるというものである。

 場所は電気街口から5分ほど歩いたところにある、マルツパーツ館秋葉原二号店の2階。1階で買った部品や工作キッドをそのまま持ち込み、その場で製作できるのだ。これは電気マニアにはたまらない。

 でも・・・コーヒーもケーキも、ましてやメイドさんなんて一人もいないんですけど・・・。

 「一部で半田カフェという紹介がされているようなのですが、ここは半田ルームというコミュニティースペースとして開放しているだけなんですよ。半田付けを通して色んな方とコミュニケーションをとっていただければと思っております」(マルツパーツ館の川端さん)

 あらら、半田カフェではなかったのか。でも、一度半田ゴテを持ってみると、昔を思い出して思わず熱中してしまう。なんでも、月に1回くらいのペースで電子工作講座などのイベントが行われており、半田付けに関する無料相談も受け付けているんだとか。

 「小中学生からご年配の方まで、幅広い層のお客様に利用いただいております。電気を流すことでスイッチがついたり、なにかが光ったりして、そのひとつひとつに感動する。そんな半田付けの醍醐味を味わいにきてください。半田付け初心者の方には、部品などが全てそろっている工作キットがおススメです」(同氏)

 残念ながらメイドさんはいないし、そもそもカフェではなかった。しかし、半田付けに熱中することで子ども心が呼び覚まされ、忘れていた少年の心を思い出す。メイドカフェ以上のワクワク、ドキドキ感を味わえることだろう。(加藤克和/verb)

マルツパーツ館
http://www.marutsu-group.jp/akihabara2go/