週末に行われたマインツ戦では、前半途中にニクラス・モイサンデルが負傷により交代。この瞬間、6人もの主力選手が離脱という事態へと陥ったものの、試合では3−1で勝利。さらに水曜日に控えるドイツ杯8強シャルケ戦にむけて、続々と選手たちからの朗報が伝えられている。

 本来は休日にあてられていた月曜日、負傷をかかえていたクラウディオ・ピサーロ、フィリップ・バルグフレーデ、そして大迫勇也の姿も。3選手のいずれとも、そのシャルケ戦に向けてメンバー入りできるまでの負荷をかけられている様子が見受けられた。

 特にピサーロの復調は、ブレーメンファンの心躍らせるものだろう。40才となった元ペルー代表FWだが、前回のドルトムント戦では途中出場から、貴重な同点弾を決めており、最終的に延長戦で勝利。8強進出を決めるなど、ジョーカーとしての存在感をみせる活躍を示している。

 また今冬のアジアカップ参加中に背中に問題を抱え欠場続く大迫勇也については、先日コーフェルト監督は「8週間も「来週末はおそらく」と言い続けてきた私に「このひと大丈夫なのか?」と思ってるとだろうが、それでも次節のマインツ戦までに復調することを期待している。ただそれはギリギリだろうがね」とコメント。だが最終的には欠場という判断がくだされていた。

 なおそのマインツ戦にて負傷交代していたニクラス・モイサンデルについては、こここまでは順調な経過が見受けられており先発の出場が見込まれているところ、またリーグ戦では出場停止にあったヌリ・シャヒンも戦列に加わることになるが、ただ大腿筋に過度伸展を抱えていたフィン・バルテルスについてはまだ時期尚早かもしれない。