コスメブランドで成功しているリアーナ

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歌手としてキャリアを築いてきたリアーナ(30)は、最近は自身の化粧品ブランド「フェンティ・ビューティー(Fenty Beauty)」に力を入れている。ブランドはリアーナの苗字「フェンティ」から名付けられているが、リアーナの父ロナルド・フェンティさんが2017年から「フェンティ・エンターテインメント(Fenty Entertainment)」というタレント会社をスタートしたことで、リアーナが父を訴えた。

リアーナ(本名:ロビン・リアーナ・フェンティ)は歌手としての活躍はもちろんだが、2017年に正式にローンチした化粧品ブランド「フェンティ・ビューティー」でも成功を収めている。しかし、その「フェンティ」の名前を父に金儲けのために利用されたとして訴えを起こしたと芸能情報サイト『TMZ』『The Blast』などが伝えた。

リアーナの父ロナルドさんは2017年にビジネスパートナーのモーゼス・パーキンス氏と「フェンティ・エンターテインメント」というタレント会社をスタートするが、リアーナはすでに「フェンティ」の商標登録を行っていた。リアーナは「フェンティ・エンターテインメント」とは一切関わりがないのにもかかわらず、父がリアーナのエージェントだと装ってビジネスを行っていると主張している。

ロナルドさんはビジネスパートナーと共に、リアーナの許可を得ることなく1500万ドル(約16億2700万円)の契約で2017年12月にラテン・アメリカでの15公演を行うことや、40万ドル(約4300万円)の契約でロサンゼルスのステイプルズ・センターとラスベガスのT-モバイル・アリーナでリアーナがコンサートを開催するなどといった嘘の計画を並べたて、第三者から何百万ドルもの資金を調達していた経緯があったからだ。しかもロナルドさんは、リアーナのレーベル「Roc Nation」からオファーされていたと嘘の主張をしていたそうだ。

リアーナ側は父に何度もフェンティの商標使用をやめるように通達する手紙を送っているが、ロナルドさん側はこれを無視。「フェンティ・エンターテインメント」で金儲けを続けているという。そのため、リアーナは父に対してフェンティの名前の使用を禁止するよう差し止め請求し、損害賠償を求めている。

リアーナは2012年に、アメリカの大物司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューで父が母に暴力を振るっていたことを告白。その両親は父の暴力と依存症が原因で、リアーナが14歳の頃に離婚している。そのため父とは確執があったが、昨年8月には父との仲のいいツーショット写真をインスタグラムに投稿していた。

画像2枚目は『badgalriri 2018年8月27日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)