ランボルギーニ・ウルスST-Xコンセプト スーパーSUVがレース界へ
もくじ
ー 「URUS(ウルス)」のレース仕様
ー サイド出しエグゾースト採用
ー ワンメークは2020年開幕へ
「URUS(ウルス)」のレース仕様
ランボルギーニのモータースポーツ部門が、「ウルスST-Xコンセプト」を発表した。
ブランド史上初となるレースのためのスーパーSUVの登場だ。
ランボルギーニによると、サーキットやオフロード・コースを舞台にするワンメイク・レースを想定したマシンで、FIAから認定された欧州・中東地域のサーキットで活躍する予定だという。
サイド出しエグゾースト採用
ST-Xコンセプトと量産型のウルスの違いは、スティール・ロールケージ、消火システム、FT3公認の燃料タンクといったFIA規格の安全装備の採用。さらに、レースを想定したメカニカル面の最適化が行われたことだ。
エクステリアは、マット仕上げのヴェルデ・マンティス(緑)をまとい、車体後部にはウイング、車体横にはヘキサゴン・デザインのサイド・エグゾーストを装備。足もとは、21インチのシングルナット・アルミホイールを選んだ。
ワンメークは2020年開幕へ
車重は量産モデルに比べて25%も軽量化。レース向けのセッティングとロールケージによるねじり剛性の強化により妥協なき走行性能を実現するという。
ウルスST-Xコンセプトのサーキット・デビューは2019年のランボルギーニ・ワールド・ファイナルを予定。カスタマーがワンメークレース参戦を楽しめるコンプリート・パッケージ、「アライブ・アンド・ドライブ」は2020年の始動を計画している。