13日、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」では、「原辰徳氏(60)3度目の監督へ 巨人の未来をキヨシが斬る」と題し、野球解説者・中畑清氏が原辰徳氏の巨人軍監督就任についてコメントした。

「なぜ原監督なのか?」という問いに、「巨人ブランドを守るため」と答えた中畑氏。「我々の現役時代から優勝しなければ意味がないという教育を受けるんです」と前置きすると「その中で実践してきた監督といえば、やっぱ原監督なんだよね。12年間の間に7度の優勝と3度の日本一の足跡を残す監督ですよ。今身近に本当に優勝できる監督は誰だってなった時は原監督という風になってくる」と説明した。

また、原氏がFAやドラフトなどチーム編成を統括する「全権監督」と呼ばれることについて、「監督をピラミッドでいえば頂に置いてフロントも現場も何も全部責任は俺が取る。俺がダメだったらみんなもダメになるんだぞ、クビになるんだぞっていう形を作れば目標が1つになる」という中畑氏は、「監督はみんなやりたがるよ。こういう形になって監督やりたいよね」とも。

すると、隣にいたセルジオ越後氏から「もし(高橋)由伸監督でこのまま日本一になったら、どうなるんですか?」と質問されると、中畑氏は「ないことない」と苦笑い。「その時どういう雰囲気になんのかは怖いけどね、辞任会見が早すぎたっていうのもあるよね」と話すに留めた。