画像提供:鹿島釣り日記(@xxxprius_tsuri)さん

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ペットラインが製造したキャットフードに金属片が混入していたことがわかった。ペットラインは、金属片が工場の部品と認めたが、同じロットの商品の自主回収や販売停止を行わないことなどに、SNSでは批判の声があがっている。

金属片の混入は、ペットラインが製造している「キャネット 魚正 まぐろと白身魚」の缶詰タイプで発生。飼い主が猫に食べさせている時に気付いて吐き出させると、長さ2〜3センチほどの棒状の金属が混ざっていた。

購入者がペットラインから受けた報告によると、タイの工場の生産ラインでコンベアを支えている柱が折れ、部品が下のコンベアを流れる空き缶に入ったとのこと。他の缶にも金属片が混入している可能性については、「欠落箇所は一箇所で拡販性は無い」と判断しているという。また、金属片は工場に送り、断面が一致するかの最終確認を行っているとした。

購入者は、金属片やペットラインとのやり取りをSNSに投稿。すぐに自主回収をせず販売も続けることに、SNSでは批判や疑問の声が多数あがっている。また、ペットラインが手配した引取業者が商品の受け取りを拒否したり、当初調査に3週間かかると言っていたにも関わらず1日で回答するなどの対応を批判する声もあがっている。

ペットラインは取材に対しても、金属片は「工場の部品」と回答。現在、調査も含め対応中とのことで、詳細は今後ホームページで公表するとしている。