ジャパンオープン・男子シングルス決勝で優勝し、胸の日の丸にキスをする桃田(撮影・吉田 剛)

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 バドミントンのダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン最終日は16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子シングルス決勝では世界王者の桃田賢斗(24=NTT東日本)が世界ランキング26位のコシット・フェトラダブ(24=タイ)を2―0(21―14、21―11)で下し、日本勢として同種目初優勝を飾った。

 違法カジノ問題による無期限出場停止処分で、3年ぶりの出場となった大会で初優勝した桃田は「3年前はこの舞台に立つことはできないと思っていた。周りに支えられて、昔から憧れていた舞台で試合ができて、成長した姿を見せられた。今はうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びをかみしめた。

 堅守でペースを握った。第1ゲームは相手のスマッシュを再三拾い、攻め急ぐ相手からミスを誘う。16―14から5連続得点。最後は狙いすました好返球でこのゲームをものにした。

 勢いに乗った第2ゲームは攻撃が冴える。相手の体付近を狙った強打や精度の高いクロスが次々と決まり、21―11で圧倒。過去2戦2勝の格下相手に、きっちり勝ちきった。

 今大会は20年東京五輪の会場で初開催。「五輪が行われる舞台で優勝できて、縁起のいい体育館になった。また来週から試合がある。先を見ずに、自分のできることをやっていきたい」。2年後の五輪金メダルへ向けて大きな自信を得る大会となった。