学生の窓口編集部

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バガラって、どんなところ?

バガラ(=Mbagara)は、タンザニアの大都市ダルエスサラームの州の地名で、現地の人々はそこにある大規模な市場を「バガラ」と呼んでいます。

バガラには観光客がほとんどおらず、どちらといえば現地の人々の生活を実際に垣間見ることができる場所です。下の写真のように、大きなメインストリートにブルーシートやらテントやらを張って、それぞれの商品をところかまわず陳列しています。

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商品なのに何もかも地べたに置く……少し衝撃の光景ですね。日本では絶対できないでしょう。まるでフリーマーケットのようです。

バガラでは何が売られているの?

現地の方々は、ここで生活用品や衣食を調達しているようで、バガラには本当にさまざまなものが売られています。東アフリカの伝統布カンガ、キテンゲなどはもちろんですが、他にも靴、服、タバコ、酒、肉、生魚などなど……。  

直射日光にあてられているので、食べ物に関しては少し衛生面が気になるところですが……(笑)。

中には、CDやDVDのような「なぜこれがここで売られているんだろう……? 」と思う商品を見かけることもありました。

靴に関しては、日本で買うといいお値段がするようなブランドものもたくさん売られていました(もちろん偽物だとは思いますが……)。

実際にバガラでブランドものらしきサンダルを購入したASANTE PROJECTメンバーがいましたが、約5ドル購入できたそうです。

バガラの魅力……いろんな人がいること

バガラには個性豊かなな人たちがたくさんいます。制服を着た学生、よぼよぼのおじいさん、そしてなぜか日本語をしゃべれるおじさんまで……(実際に日本語で絡まれたことも)。

ASANTE PROJECTのメンバー10人ほどと共に行きましたが、現地の人々にとってバガラに日本人がいることが物珍しいのか、とても注目されました。

また、何人かの女子メンバーは軽く腕をつかまれたり、肩を叩かれたりするなど、少し強引な勧誘をされている場面も見かけられましたので、女性がバガラへ訪問する際は少し気をつけたほうがいいかもしれません。

しかし、やはり現地の方々が利用している市場だけあって、タンザニアのパワーというか、現地の人々の生活を感じることができて、とてもおもしろいスポットでした!

まとめ

あらゆるものがところかまわず並べられていて、なかなかカオスなバガラ。日本では見られないような光景が見たい、現地の人々の生活を知りたい、そして刺激がほしい……そんな人にとってはぴったりのスポットかもしれません。 

文・写真:ASANTE PROJECT