朝シャンしたあと日光を浴びると頭皮に悪影響を及ぼす原因

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寝汗による髪の毛のべたつきや、目を覚ますためなど朝シャンをする理由は様々ですが、今回は朝シャン後に日光を浴びることによる頭皮への悪影響についてご紹介します。

日光は頭皮に直接関係しているの?

直射日光を浴びることで影響を受けるのは、毛髪のみと考える方も多いですが、実は長時間直射日光を頭部に浴びることは、頭皮への影響も懸念しなければなりません。

なぜなら、日光を浴びることは、頭皮に直接紫外線を浴びるのと同様の状態になるためです。

紫外線には肌の内部に浸透する特徴があるため、徐々に紫外線が浸透することにより、肌の細胞を壊していくことに繋がります。

よって、髪の毛の紫外線ケアをする際には、合わせて頭皮の紫外線ケアをすることをおすすめします。

朝シャン後の外出が及ぼす頭皮への悪影響

外出のちょっと前に朝シャンをする、という方は注意が必要です。

頭皮には、皮脂という頭皮の乾燥や、頭皮の過剰な水分の蒸発を防ぐための役割を担うバリアのようなものが存在しています。

この皮脂は、過剰分泌されれば毛穴詰まりや痒みの原因となりますが、通常は悪影響を及ぼすことなく前述のように頭皮を守る働きを持っています。

朝シャンは、既に前日の夜に入浴して落とした皮脂を更に落とすことになり、必要な皮脂まで落とすことになってしまいます。
すると、頭皮を守るはずの皮脂が少なくなったために、紫外線をバリアする能力も落ちてしまい、朝シャンをしない場合よりも多く紫外線を頭皮に浴びることになってしまいます。

これにより頭皮が老化し、髪の毛自体のハリやコシもなくなってきて、見た目にも老けた印象を強く持たせてしまいます。

こうしたトラブルを回避するためにも、朝シャンをする時間は皮脂が分泌を開始し始める、外出の5〜6時間程度前に済ませておくようにしましょう。

普段やっている当たり前の事が、頭皮に悪影響を及ぼしていることはよくあるので、普段から注意しましょう!