FWマウロ・イカルディがセリエA通算100得点を達成した

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 インテル所属のFWマウロ・イカルディはサンプドリア戦(5-0)で4得点を記録。セリエA通算103ゴール目として、100ゴールの大台を突破した。

 クラブ公式サイトによると、25歳27日のイカルディはリーグ史上6番目の若さでの100得点達成となった。上位に位置しているのは往年のレジェンドばかりで、ジュゼッペ・メアッツァ氏、シルヴィオ・ピオラ氏、ジャンピエロ・ボニペルティ氏、フェリーチェ・ボレル氏、ジョゼ・アルタフィーニ氏といった面々だ。

 データサイト『オプタ』によると、イカルディは2012年以来、セリエAで43タッチに1回ゴールを決めているという。また時間に換算すると136分に1ゴールとなり、1試合平均で0.53ゴールとなる。イカルディと相性の良い対戦相手はフィオレンティーナとサンプドリアで、インテルのエースはこの2クラブ相手にそれぞれ10ゴールを記録。セリエAの絶対王者であるユベントスからも7ゴールを奪っている。

 さらにゴールの詳細を見ていくと、1試合で3得点以上を決めたのは今節で6回目となり、2得点は18回にまで上る。全103ゴールのうち65ゴールは右足で、16ゴールはヘディングシュートによるものだという。ペナルティエリア内でのゴールは103ゴール中98ゴールと約95%となり、前半の得点は41ゴール、後半は62ゴールと、尻上がりに調子を上げて得点を量産していることがわかる。

 イカルディは歴史的偉業について、「セリエAとインテルで100ゴールを奪ったことは嬉しいけど、今日それが成し遂げれらるとは予想していなかったよ」と感想を語る。「僕はこのスタジアムでセリエA初ゴールを決めた。これは運命だね」と喜びを口にしている。


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