このところ連日ニュースを騒がせている仮想通貨ですが、ベースとなっているブロックチェーン技術には一目置いても、投機的側面には「ついていけない」と考えるテクノロジー関係者も少なくはないようです。Apple共同創業者である、スティーブ・ウォズニアック氏もそのうちの1人です。

狂乱相場に心をかき乱されたくない

スウェーデンのストックホルムで開かれたNordic Business Forumで、マーケティングに詳しい作家のセス・ゴーディン氏から質問を受けたウォズニアック氏は、17年の夏に700ドル(約77,000円)でビットコインを「実験」として購入していたことで知られています。
 
ただし、17年秋にビットコインの価格が20,000ドル(約220万円)に到達したとき、もう十分だとして売ってしまったとのこと。「チャートを眺め、数字を気にしているような人間の1人になりたくなかった。私の人生の中にそういった心配は必要ない」

決済手段としては未成熟

その後、100ドル(約110万円)付近にまで価格が下落したことを思えば、購入金額の30倍ほどの値で売り抜けることに成功したウォズニアック氏の戦略は結果的に大成功でした。しかし、彼にとって値動きの激しいビットコインは、人生の幸福を阻害する要因に過ぎなかったということでしょうか。
 
また、かつてはビットコインが金や米ドルよりも潜在的には価値貯蔵手段として優れている、ともコメントしていたウォズニアック氏ですが、このところの狂乱相場から、少なくとも決済手段としては未成熟だと考えていることも今回明らかにされました。
 
 
Source:Business Insider
(kihachi)