29日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は12月9日から始まる「EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会」に参加する日本代表23人を発表した。ここでは恒例になっている監督が一人ひとりの選手評を一覧として紹介する。この監督の選手へのコメントを見ると、最も期待されているのは、特長について一番コメント量が多かった倉田秋ということになりそうだ。

【GK】
・東口順昭(G大阪)
・中村航輔(柏)
「東口と中村はよくA代表にも招集いたしております」

・権田修一(鳥栖)
「権田は最初のころに招集した選手であって、久しぶりの復帰となります」

また、ACL出場で招集できなかった西川について「最近またパフォーマンスを取り戻していた西川を招集できないのは残念です」と述べた。


【DF】
(右SB)
・西大伍(鹿島)
「彼は長い間見ている選手で、非常に攻撃でおもしろい選手です。ただ日本人の選手に多く見られることですが、デュエルのところのパフォーマンスを上げてもらいたいと思っております」

・初瀬亮(G大阪)
「すでにオリンピック代表でもプレーしていて、まだまだ伸びしろのある選手だと思います。右足も左足も使えて、いいキックを持っています。彼の場合も守備より攻撃のほうでおもしろい選手です」
「サイドバックだけではなく、中盤でもプレーできる選手です」

(左SB)
・車屋紳太郎(川崎)
「試合をこなすごとに成長が感じられる選手です。また彼は左利きであり、この代表にはあまりたくさんの左利きがおりません」

・山本脩斗(鹿島)
「長い間チェックしている選手です。彼の場合は守備も攻撃もいいパフォーマンスを見せていますけれど、どちらかと言えば特長は守備にあるかもしれません。ヘディングも強いです。特にDPR KOREA(北朝鮮)と中国は空中戦で強いので、こういった特長を持っている選手も必要だと思いました」

(CB)
・三浦弦太(G大阪)
・植田直通(鹿島)
・昌子源(鹿島)
「昌子、植田、三浦は非常に若い選手で、これからもまだまだ伸びる選手だと思っています」

・谷口彰悟(川崎)
「彼はセットプレーでも危険な存在になります。またゲームの読み、そういった部分でも経験のある選手です」


【MF】

(守備的)
・三竿健斗(鹿島)
「彼はボールが奪える選手です。そしてボールを奪った後のファーストパスも面白い物を持っています。力強さは他の選手に比べて強いかもしれません」

・今野泰幸(G大阪)
「ガンバではCBでプレーしていますけど、パワーがあり経験もある選手で代表ではボランチとしてプレーしてもらいたいと思います」

・井手口陽介(G大阪)
「非常に質の高い選手だと思います。ただ右にも左にも前にも後ろにも行って頑張ろうとするので、そういったところを少し落ち着かせるべき部分もあるかもしれませんけれど、そこは忍耐強く我々も彼の成長を見ながら続けていかなければいけません」

(攻撃的)
・高萩洋次郎(FC東京)
「非常にパワーのある選手です」

・大島僚太(川崎)
・清武弘嗣(C大阪)
「今回は直接彼ら(大島・清武)と話をしたいということもあり呼びました。ケガが少し多い選手たちです」
「今日現在見せているレベルよりさらに高いレベルを見せないといけないということはあると思います」


【FW】
(右FW)
・伊東純也(柏)
「スピードがあり仕掛けるタイプの面白い選手だと思います。違いを生むことができるタイプです。90分間繰り返しアップダウンができる選手であり、規律を守るタイプでもあると思います」

・小林悠(川崎)
「彼は中央でもサイドでもプレーできる選手です。違ったシステムで、自分でも点が取れますし、取らせることもできます」