今度は「ナイルに死す」の映画化!
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 アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化した新作『オリエント急行殺人事件』(日本公開12月8日)に続いて、名探偵エルキュール・ポアロが活躍する映画の企画が進行していることが明らかになった。The Hollywood Reporter が報じた。

 『マイティ・ソー』『シンデレラ』などのケネス・ブラナーが監督と名探偵ポアロ役を務め、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスらオールスターキャストが話題を呼んでいる『オリエント急行殺人事件』。製作費5,500万ドル(約60億5,000万円)に対して、11月10日に世界各国で公開されてから、全世界興行収入で約1億5,000万ドル(約165億円)に達しそうな勢いを見せている(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)。

 そんな好成績もあってか、続編の企画が進められているという。ケネスが監督とポアロ役を続投するものとみられているほか、マイケル・グリーンも引き続き脚本を担当するとのこと。同続編は、1937年発表の「ナイルに死す」の映画化になるそうで、名探偵のポアロが船上での怪事件に挑むさまを描く。

 「オリエント急行殺人事件」と同じく、「ナイルに死す」も1978年に『ナイル殺人事件』というタイトルで、ベティ・デイヴィス、マギー・スミス、ミア・ファロー、アンジェラ・ランズベリーら豪華キャストによって映画化されている。果たして、今度はどんなに豪華な顔ぶれが実現するのか、期待が高まるばかり。(編集部・石神恵美子)