眞鍋かをりがパーソナリティをつとめ、リスナーと一緒にテーマに沿った独自の音楽チャートを作り、今みんなが聴きたい曲をシェアしていくTOKYO FMの番組「KOSÉ Your Songs Best10」。10月15日(日)の放送では、「禁断の恋ウタBEST10」をお届けしました。

パーソナリティの眞鍋かをり



絶対に叶わないと思っていても好きな気持ちは止められない! そんな許されない恋を歌った名曲の数々。今回はいつも以上にリクエストも多かったそうで「それだけみんなヤバイ恋が好きなんじゃないですか?」と眞鍋も冒頭からちょっとテンション高め。

では、ランキングに行ってみましょう♪

「禁断の恋ウタBEST10」第10位は加藤登紀子さんの曲を中森明菜さんがカバーした「難破船」。なんでもこの曲は加藤さんが中森さんにカバーを薦めたそうで、1987年に発売され大ヒットしました。

第9位は1993年に発売されたZARDの「もう少し あと少し…」。
リリース時、この曲はオリコンチャートで惜しくも第2位。タイトルそのまま、1位まで“もう少し あと少し”でした。

そして、第8位は1998年発売、サザンオールスターズ「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」。
イケナイ恋を爽やかに、なおかつ明るく歌う、実にサザンらしいこの曲は、不倫をテーマにしたドラマ「Sweet Season」の主題歌にもなっていました。
歌詞の中でもお忍びデートの様子が綴られ、そこには“大黒埠頭”というワードが出てきます。眞鍋はかつて高速を走行時“大黒埠頭”という看板を見るたびにイケナイ思いになっていたそうです。

最近は不倫に厳しい風潮がありますが、恋人がいる人を好きになってしまうことなど禁断の恋の経験はみなさん結構あるのでは、と問いかける眞鍋。自身も過去には「私もそういう恋もあったかな……それで泣いたこともあります」と、どうやら禁断の恋をしていたようです。

続いて、第7位は2002年に発売されたMISIAのメロウなバラード「眠れぬ夜は君のせい」。
ドラマ「恋愛偏差値」の主題歌として起用されヒット。せめて夢の中だけでも好きな人に会いたいと綴った歌詞は、多くの女性が共感したと思います。

第6位は、宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」。
こちらは2004年に発売され、当時の夫である紀里谷和明さんが監督をつとめた映画「CASSHERN」の主題歌になりました。

第5位は、泣ける切ない恋愛ソングの定番、HY「366日」。
2008年に発売されたアルバム『HeartY』に収録されているこの曲は、以前取り上げた「グッとくる失恋ソングBEST10」にもランクイン。ちなみに、HYは「Song for…」にもたくさんのリクエストがありました。

第4位は、久保田利伸「Missing」。
1986年に発売された久保田利伸さんのファーストアルバム『SHAKE IT PARADISE』に収録されていたこの曲は、シングル以上にインパクトがありました。リスナーからは「かつて既婚上司に片思いしているときに聴いたら泣けました」というメッセージも。
これを聞いた眞鍋は「片思いだったらOKじゃないですか、それは自由ですからね」とつぶやきつつ「やっぱり恋をすると、叶わない恋だろうと女性はキレイになると言いますからね。そういうときこそ仕事もノッたり、自分磨きにも努力できたり、すごくいい面もあると思います」とキッパリ。ただ、最後には「でも、一線を超えるのはよくないですけどね」とも。

そして、いよいよベスト3。

第3位は2004年発売、DREAMS COME TRUEの切ないバラード「やさしいキスをして」。
“報われなくても 結ばれなくても あなたはただひとりの運命の人”という歌詞が心に刺さるこの曲は、ドラマ「砂の器」の主題歌にもなっていました。
ここまで8曲が選ばれた中で「やさしいキスをして」は眞鍋にとって一番心に響くようで、どうやら昔の思い出が蘇ってくる様子。「相手がいる人を好きになったとかそういうことではないんですけど……。ちょっと思い通りにいかないような、ツラい恋があったときに、この曲を熱唱しながら真冬の深夜3時にバイクを飛ばしたことがあります」と過去の切ない恋愛エピソードを披露してくれました。

第2位は、小林明子「恋におちて -Fall in love-」がランクイン。1985年に発売され、ドラマ「金曜日の妻たちへIII・恋に落ちて(金妻)」の主題歌としてもおなじみ。ある世代にとっては切ないイントロだけでグッとくる曲です。
不倫ドラマの火付け役とも言われた「金妻」は、当時社会現象にまでなりました。眞鍋は「不倫もののドラマって10年に一度ブームがくるんですって」と話しつつ、その後に話題となった「失楽園」や「昼顔」といったドラマを紹介。
「不倫ものが流行るということは、みんなどこかで(そういう)願望を持っているわけで、主婦が見る昼ドラに不倫ものが多いのもきっとそういうことですよね」と眞鍋。

ちなみに、眞鍋は26歳のときに結婚した友だちに「かをりはいいよね……私は今から結婚するけど、もう一生恋愛することなんてできないんだよ」と言われ、その言葉が心に刺さったよう。「幸せになる反面、思うところもあるのかな」と思ったそうです。とはいえ、その友だちは10年ぐらいたった今も幸せにしているそうです。

そして、栄えある第1位に輝いたのは、近年の不倫ソングの代表曲、女性目線で禁断の恋を歌ったEXILEの2008年のナンバー「Ti Amo」。
この曲も叶わない思い、切ない恋心が詰め込まれた歌詞になっています。リスナーからは「最初の歌詞とか結構禁断な感じ」という意見や、「忘年会で部長とデュエットした懐かしい曲です。今思うと妖しさマックスな雰囲気です。それも演出ということで盛り上がりました」というメッセージが寄せられていました。

「禁断の恋ウタBEST10」はこちらです。

第10位 中森明菜「難破船」
第9位 ZARD「もう少し あと少し…」
第8位 サザンオールスターズ「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」
第7位 MISIA「眠れぬ夜は君のせい」
第6位 宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」
第5位 HY「366日」
第4位 久保田利伸「Missing」
第3位 DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
第2位 小林明子「恋におちて -Fall in love-」
第1位 EXILE「Ti Amo」

今回のランキングを振り返り、眞鍋は「昔の恋を思い出したり、今まさに号泣しながら聴いたよっていう人もいると思います。でも、名曲多かったですね」とコメント。
さらには「全部カラオケで歌いたい曲ばかりでしたよね」と言い、眞鍋自身、思い返してみるとツラい恋をしているときはやたらとカラオケに行くということがあったとか。なんでも、歌詞にそのときの気持ちを乗せて歌うことで癒されたり、気持ちを昇華させていたそうです。

次回の「KOSÉ Your Songs Best10」のテーマは“好きな映画ソングBEST1O”。
新作はもちろん、過去の作品も含め、あなたの好きな映画の主題歌や挿入歌をリクエストしてください。その際はぜひ好きなシーンなども。
また、その他にも現在は“食べ物ソングBEST10”や“子どもも喜ぶパーティーソングBEST10”も募集中です。
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聴取期限 2017年10月23日(月) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:「KOSÉ Your Songs Best10」
放送日時:毎週日曜11:00〜11:30
番組公式Twitter:@songsbest10 https://twitter.com/songsbest10 #kose #songsbest10
パーソナリティ:眞鍋かをり
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/best/