ヤヤ・トゥーレがロシアW杯での人種差別対策に名乗り「助けたい」

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▽マンチェスター・シティの元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが、FIFA(国際サッカー連盟)とロシア政府に対して提言。人種差別の抑制に協力したいとアピールした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

▽ロシアサッカーは、2014年から2016年にかけて、人種差別や差別的な行為を100件以上も報告。長年にわたり、人種差別主義に悩まされ続けている。

▽2018年にはワールドカップが開催されるが、多くの人種がロシアに集まることとなる。ヤヤ・トゥーレは、ロシアの現状に警鐘を鳴らし、人種差別抑止に協力すると名乗り上げた。

「みんながロシアについて話をしている。少し難しいことかもしれないが、僕はロシアが何かを素晴らしいものにするとトライし、みんなを驚かせてくれることを望んでいる」

「僕は西ヨーロッパに移籍する前、ウクライナやロシアでプレーしていた。ロシアは、第2の祖国のようだよ。僕はロシア語を上手に話せるからね」

「FIFAに言いたい。そして、ロシア政府にもだ。もし、僕を必要とするなら、助けられることはある。僕は話すだけに留まりたくない。僕は行動を起こし、人々を本当に助けたい」

「これらのことは、フットボールの将来に関してとても重要なことだ。僕たちは変化を見る必要がある。人々は話し合っているが、本当に何か世話をしたことはない。僕が何を意味するかが分かるはずだ」

「何人かの選手を関わらせることはとても重要なことであり、もし僕が関わるのであれば喜んでやるよ。僕はいつでも電話に出る準備はできている」