バイエルンで過ごしたわずか3年の間で、ペップ・グアルディオラ、カルロ・アンチェロッティ、そしてこれからはユップ・ハインケス監督の下で指導を受けることになったジョシュア・キミヒ。「これからさらにワールドクラスの指揮官の下でプレーすることになるね」と喜びを見せた若きドイツ代表は、「若手にとっていろんな監督から学べることはプラスさ」と前向きに語った。

今季はここまでカルロ・アンチェロッティ前監督の下、すべての公式戦に出場してきた同選手。「確かに僕はここまで主力でやってきたけど、でも新しい監督がくることが僕にとって悪いことというわけでもないよ」とコメント、むしろ逆の影響がもたらされると期待しているところだ。

「もちろん変化は起こっている。新しい監督がチームを率いることになるのだから。それはすでに雰囲気から感じ取れるよ。変子を起こして、これから軌道修正をがかっていこうというね。監督、選手、クラブ全体から」

なおどのあたりをハインケス監督が着手すべきか、との問いには答えを避けており、「選手として重要なことは、自分たちのレベルにもっていくことにあると思う。それは体調面、戦術面、精神面に及ぶものだよ。僕たちは選手はチームとして機能するために、万全の状態でなくてはならないものなんだ」と言葉を続けている。

「そこに着手していかないと。トップレベルにあった選手はごくわずかだったんだ。僕たちには高いクオリティが備わっているのだし、もしもトップレベルに達して、それが機能するならば、僕たちはチームとしてまた戦えるようになる。監督はその助けをしてくれるんだよ。もう練習でそのクオリティは感じられるし、選手たちのモチベーションはとても高いところにあるんだ」

これから迎えるフライブルク戦、セルティック戦、そしてハンブルク戦にて、新生バイエルンはどういった戦いをみせていくのだろうか。