【衝撃】あまりにも名前がユニークすぎるけどかわいい競走馬35連発！ 競馬界のキラキラネームや！
変な名前の競走馬がたくさんいる
初めて競馬場に足を運び、出馬表に目をやると、なんだか奇をてらった変な名前の競走馬がチラホラといることが気になってしまいませんか？ 中央競馬と地方競馬を合わせるとたくさんの競走馬が登録をしているのですが、その中には「どうしてこんな名前をつけたんだろう……」と首を傾げてしまうような名前の競走馬も少なくないのです。
変な競走馬名35連発を大発表！
そこで今回は過去に実在した競走馬から現役の競走馬まで、実際に使用された変な馬名を厳選してお届けしましょう。この名前を付けた馬主さんは本当に勝つ気があったのでしょうか……!?
1. オレハマッテルゼ
由来は石原裕次郎の主演映画『俺は待ってるぜ』から。この馬は何を待っているのかわかりませんが、実はかなりの名馬。2006年の高松宮記念を制したGI馬なのです。通算成績は38戦9勝で、獲得賞金は4億円以上！
2. カレンチャン
こちらも2011年の「スプリンターズステークス」で優勝するなどGIを2勝。獲得賞金は4億円以上という文句なしの名馬。可愛い名前なのに強いのです。
3. マズイマズイウマイ
なんだかよくわかりませんが落ち着いてほしい馬名です。
4. モチ
日本でもトップクラスに有名な珍名馬のモチ。よりによって先行逃げ切りタイプの馬で、レース時にTV中継では「モチが粘る！モチが粘る！」と確信犯的な実況が披露されました。
5. エガオヲミセテ
GIレースの制覇こそないものの、通算で2億円以上を獲得した名馬。中央競馬所属で初めて「ヲ」を馬名に使用した馬でした。しかし2000年に厩舎の火災に巻き込まれて命を落としてしまったのです。ネタっぽい名前が悲痛なメッセージになってしまいました……。
6. ナゾ
ナゾの馬。メンコ（馬の顔を覆うマスク）にはひらがなで「なぞ？」と記されていたのがキュートなポイントでした。
7. マシュマロ
見事に白い毛をしていたために名付けられた馬名なのでしょう。
8. ネコパンチ
馬主さんは余程のネコ好きだったのでしょうか。
9. オマワリサン
この馬も「オマワリサンが逃げる！ オマワリサンが逃げる！」という名実況を生み出しました。
10. ナイスナイスナイス
11. イラッシャイマセ
12. ホンマカイナ
13. モグモグパクパク
相当よく食べる馬だったのでしょう。
14. トリアエズナマ
きっと馬主さんがビール好きだったのでしょうが、馬名にする意味はまったくわかりません。
15. ロバノパンヤ
ロバのパン屋……。あまりにもシュール過ぎる……。
16. ツチツカズ
土付かず＝負けなしを祈願して命名されたのでしょうが、デビュー戦で大惨敗して即引退することになったそうです。ツチシカツカズ。
17. オイヌサマ
馬なのにイヌ。2017年9月現在まだ現役で、地方の金沢競馬に移籍してからは絶好調。5連勝を含め15戦8勝（9月29日現在）と大暴れしています。
18. イセエビ
もはや哺乳類でもない動物の名前を付けるとは……。
19. ジャイアン
20. ノラネコ
強そうな名前にしようという気持ちがゼロ。高知競馬場で現在も現役で活躍中のようです。
21. ニンジャ
確かに速そうではありますが……。
22. ソンナノカンケーネ
馬名だけでいつ頃デビューした馬なのか良くわかります。
23. オバサンオバサン
24. ジーカップダイスキ
馬主さんが巨乳好きなのでしょうか。それともGIレースを制することを祈願した名前なのでしょうか。きっと前者なのだと思います。
25. ダイジョブダア
26. オレニホレルナヨ
27. ネルトスグアサ
28. イイコトバカリ
同名の競走馬が1998年生まれと2014年生まれの2頭登録されていますが、前者は通算9戦1勝、後者は通算11戦1勝と、戦績は非常に残念なもの。むしろヤナコトバカリなのです。
29. カクカクシカジーカ
30. シゲルガンバレ
もちろん馬主さんの名前がシゲル。いや、馬主じゃなくて馬が頑張れよ……。
31. シシャモチャン
32. シャア
もちろんメンコは赤色です。
33. キョカキョク
噛みやすい名前をつけて実況への嫌がらせをするという高度なテクニックです。
34. オキテスグメシ
35. バカニシナイデヨ
通算成績は52戦4勝。バカにされても仕方なさそうな成績です。
すべて実在する馬
厳選に厳選を重ねた35の珍馬名をご紹介しました。もちろんこれらはすべて実際に登録されていた馬名。馬主の命名にはカタカナ9文字以内という制限があり、たくさんの競走馬を抱える馬主さんは名付けで苦労してしまうのもわかる気がしますが、それでもあんまりな名前ばかりが揃いました。
珍馬名ばかり付ける馬主さんがいる
今回紹介した馬名のうち、実は大半が同じ馬主さんによって命名されたものだったりします。その馬主さんは小田切有一さんというのですが、次々に珍馬名の競走馬を送り込むセンスは見事としか言いようがありません。
競馬観戦の楽しみのひとつ
有名馬が多く出走するGIレースなどでは予想もしやすいですが、誰も知らない競走馬ばかりが走るレースではつい面白い名前の競走馬に肩入れしてしまうもの。皆さんも競馬場に遊びに行かれる際は、お気に入りの珍名馬を探してみてはいかがでしょうか。
■執筆・監修：Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします！ コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
