14日午前9時の台風18号の位置と5日間進路予想。

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はやりすたりは世の習いですが、今年の台風はニックネームがブームのよう。先の台風5号では「ノロノロ」「長寿」でしたし、今回の18号は「ブーメラン」「急カーブ」です。
台風が急カーブ?
曲がらない台風の方が少ないと思うのに、なぜこの呼び名なのか、首をかしげます。

さて、秋の3連休に狙いを定めるように台風18号が近づくでしょう。昨日と比べて予想進路に変化が見られなくなってきたので、台風の対策、準備に決断の時です。台風は発達した雨雲を伴ったまま、17日(日)に西日本にかなり接近、上陸する可能性が高くなっています。

関東地方に最も近づくのは17日夜から18日朝にかけて。台風の進行方向の右側に入るため、南寄りの風がかなり強くなるでしょう。相模湾、東京湾、房総半島周辺では風に十分な注意が必要です。

(気象予報士・片山 由紀子)