レスター監督が開幕2戦連続弾の岡崎を絶賛 献身的であり「ゴールを脅かす選手」

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ブライトンとの本拠地初戦で決めた52秒弾をシェイクスピア監督が称える

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は19日の本拠地ブライトン戦に2試合連続の先発出場を果たし、試合開始わずか52秒で先制点を決めて勝利に貢献した。

 チームを率いるクレイグ・シェイクスピア監督は岡崎の点取り屋としての才能を評価している。

 レスターは試合開始1分足らずでMFリヤド・マフレズのシュートのこぼれ球を岡崎がプッシュして先制。「オプタ」による記録では52秒でのゴールで、今季のプレミアリーグ最速記録となった。

 後半にはDFハリー・マグワイアが追加点を奪い、レスターは2-0で今季初勝利を手にした。シェイクスピア監督はクラブ公式TV「LCTV」の試合後インタビューで、勝利の立役者となった岡崎について語っている。

「我々はボックス内にいるシンジについてより多くのことを話していた。彼はボールを持っていない時にとても勤勉だし、中盤の選手の周りを走り回ってかき回したり、ボールを奪う手助けをしてくれる。しかし、ボールを持った時には、彼がエリア内に入ることについてたくさん話してきた。彼はゴールを脅かす選手で、2試合で2得点を決めた。彼自身も全体的なパフォーマンスに喜んでいるに違いない」

2試合連続ゴールで風向きが変わったか

 岡崎は昨季までゴール以外での貢献度に注目が集まっていたが、2試合連続ゴールを決めたことで風向きが変わった。指揮官は得点力を発揮している岡崎を絶賛している。

 レスターは現地時間22日に、リーグカップでシェフィールド・ユナイテッドと対戦。その後、26日にリーグ第3節で強豪マンチェスター・ユナイテッドと敵地で激突する。岡崎はこの好調を維持し、強豪との大一番でも再びゴールを決めることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images