土曜日に行われたブレーメンとアヤックスによるテストマッチで、不幸な出来事おこってしまった。後半72分に、アヤックスの若手アブドゥルハーク・ヌーリが特に接触のなく、そのままピッチに倒れた。試合は中断され両チームの医療スタッフが治療にあたり、そのまま救命ヘリコプターにより病院まで搬送されている。

その後にクラブ側から発表されたところによれば、ヌーリは心臓発作を起こしていたとのことで、一度意識を回復させた後に治療のため人工的に昏睡状態へとおかれており、アヤックスの発表によればまだ集中治療室にいるが、生命の危機には瀕していないという。


ヌーリはオランダU19まで一貫してユース代表としてプレーしてきた20歳のMFであり、ブレーメンでマネージャーを務めるフランク・バウマン氏は、「非常にショックを受けている。選手とその家族、そしてアヤックスのことを想っているよ」とコメント。

その一方で「我々としては、まずは気持ちの整理をしなくてはならない。そしてまた明日から取り組んでいかなくては」と言葉を続けた。

なおアヤックスは、翌日に行われる予定だった練習をキャンセルしている。