年収1000万でも不幸な“港区女子”のリアル「昼夜逆転生活で肌はボロボロ、精神を病んだ」

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 こんにちは。映画を見るなら、ユナイテッド・シネマ浦和! 買い物をするなら、越谷レイクタウン! デートに行くなら、川越のクレアモール! 埼玉出身、埼玉育ち、いまだ埼玉在住のレースクイーンライター三崎りのです。都会への憧れはあるものの、のどかで居心地のいい埼玉の実家に住み続けています。

 ……が、2年前にレースクイーンの仕事を始めてからは、自然とハイスペックな人たちとも出会う機会が増え、キラキラとした世界へ足を突っ込むようになりました。今回は、そんな片田舎に住む私が垣間見た、ちょっと浮世離れした人たちのぶっとびエピソードを紹介します。

◆港区女子が年収1000万円越えでも不幸な理由とは…

 とあるタレントさんの誕生日パーティーで知り合い、仲良くなったみどりさん(30)は、フリーランスで活躍しているウェブデザイナー。もともと会社に所属しているウェブデザイナーだったが、25歳の時に独立。翌年デザインをプロデュースしたゲームアプリが大ヒットした。独立直後は月10万ほどだった稼ぎが、一気に年収1000万円越え。3年前には、高円寺の家賃6万円のボロアパートから、広尾の家賃20万円の高級マンションへ引っ越した。仕事の打ち合わせ以外では、ほぼ港区内で生活しているという、正真正銘の“港区女子”である。

 夜な夜な六本木・麻布・白金などに現れては、経営者・ギョーカイ人・有名人など、華やかな交流を楽しんでいた彼女。絵に描いたようなサクセスストーリーを聞き、「みどりさんのような生活に憧れています!」と伝えたところ、このように返ってきた。

「でも、もう疲れちゃった。ここは、私の居場所じゃないみたい」

 金も夢も男も、ほしいものはすべて手に入れ、なに不自由なく暮らしているかに見えた彼女だが、港区女子には港区女子なりの苦悩があるのだという。

◆結婚話がきっかけでキャリアウーマンの道へ

 みどりさんは、新卒で小さなデザイン会社に就職。仕事自体は楽しかったものの上司のパワハラにより、3年で退社した。以後、前職の知り合いのツテで、フリーランスのウェブデザイナーとして活動していた。

 当時付き合っていた彼氏と結婚を意識していたため、そこまでガツガツ働かなくてもいいかな、と気楽に考えていたそうだが、そうもいかない理由があった。

「彼から『稼がない女とは結婚したくない』って言われたんだよね。彼のお母さんは結婚後もバリバリ働くキャリアウーマンだったから、男は外で働いて女は家を守る、っていう考えはなかったみたいで。正直、マジか……と思ったけど(笑)、そのときは『結婚するならこの人しかいない!』って思っていたから、めちゃくちゃ営業して案件を取りにいくようになったんだよね」

 彼との結婚を叶えるため、がむしゃらに働き、大きな仕事も任されるようになった。あるとき、彼女がデザインを担当したゲームアプリが大ヒット。そのあとはトントン拍子で仕事が入るようになり、彼氏が求めていた“稼ぐ女”になることができた。恋のパワー、おそるべし。しかし……

◆恋人から「口を開けば、芸能人の話ばっかり」と言われるように

 金を稼ぐようになると、遊ぶ時間も、相手も、街も変わるようになった。

「広告代理店の人と関わることが増えてきたんだ。彼らが開催する飲み会は、基本的に22時スタート。場所は港区界隈で、社長やマスコミ関係者、ちょっとした有名人なんかが参加してるの。前に、男性アイドルグループの人とセクシーアイドルがバーで会っていた写真が流出したじゃん? あの店もよく行ってたんだよね。ふたりの姿を見たかって? それは秘密(笑)」

 港区内で開催される飲み会へ行くと、ハイスペックな人と知り合い、後日その人に誘われたハイスペックな人たちが集まる飲み会へ行く。ネズミ講のごとく、“港区ネットワーク”が広がっていった。気づけば、周りにいる人は、年収1000万円越えの人ばかり。華やかな世界から離れたくなかった彼女は、がむしゃらに働き続け、生活水準を維持。仕事のストレスは、キラキラとした港区の街の明かりが癒してくれた。そんなとき……。