ドイツが10人のカメルーンに快勝で首位通過、準決勝でメキシコと対戦《コンフェデレーションズカップ2017》

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▽コンフェデレーションズカップ2017グループB最終節ドイツ代表vsカメルーン代表が25日に行われ、3-1でドイツが快勝した。この結果、ドイツが首位通過を決めている。

▽3日前に行われたチリ代表戦を1-1の引き分けに持ち込み、1勝1分けとした2位ドイツは、引き分けでも準決勝進出となる中、チリ戦のスタメンから4選手を変更。2試合連続ゴールを挙げていたシュティンドルの他、ゴレツカやムスタフィ、ヘクターがベンチスタートとなってヴェルナーやデミルバイ、リュディガーにプラッテンハールトが今大会先発となった。

▽一方、オーストラリア代表戦を1-1の痛み分けに終わり、1分け1敗となった最下位カメルーンは、2点差以上での勝利が必須となる中、3試合連続同様のスタメンを送り出した。

▽[3-4-3]を継続したドイツは3バックに右からギンター、ジューレ、リュディガー、中盤に右からキミッヒ、カン、ルディ、プラッテンハールト、1トップにヴェルナー、シャドーにドラクスラーとデミルバイを配した。

▽そのドイツが慎重な入りを見せてきたのに対し、カメルーンが積極的に立ち上がっていくも、シュートにつなげることはできない。

▽すると21分、ドイツはカンが際どいミドルシュートを浴びせてカメルーンをけん制。そして、24分に決定機を演出。左サイドのプラッテンハールトの鋭いクロスにキミッヒがダイビングヘッドで合わせた。しかし、枠の右に外れてしまう。

▽流れを引き寄せるドイツが前半半ば以降は敵陣でのプレー時間を増やしていくも、ハーフタイム間際の45分、カメルーンに決定機。右クロスに反応したアングイッサがボレー。これが枠を捉えたが、GKテア・シュテーゲンにセーブされ、前半をゴールレスで終えた。

▽迎えた後半開始3分、ドイツが先制する。デミルバイがドラクスラーとのパス交換から中央を持ち上がって利き足でない右足を一閃。これがゴール右上に突き刺さった。

▽4点が必要となったカメルーンに対し、続く54分にもドイツにチャンス。ヴェルナーがGKと一対一となりシュートは打ちきれなかったが、ルーズボールをボックス右のキミッヒがシュート。しかし、GKオンドアのセーブに阻まれた。

▽追うカメルーンは65分にアクシデント。ビデオ・アシスタント・レフリー(VAR)によってマブカが一発退場となった。

▽そして66分、右サイドからのキミッヒのクロスにヴェルナーが頭で合わせて、ドイツが決定的な追加点を奪った。

▽その後、79分にヌガマレウの右クロスにアブバカルがヘディングで合わせたシュートが決まってカメルーンが1点を返すも、81分にドイツはヘンリクスの右クロスからヴェルナーが右足で決めて3-1とし快勝。首位通過を決め、準決勝でメキシコ代表と対戦することが決まった。