アフガニスタン・カブールの空港に停泊する航空機(2012年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アフガニスタンの議員2人が今週、首都カブール(Kabul)発の飛行機に乗り遅れたことに腹を立て、自分たちの支持者に連絡して目的地空港で同便の着陸を妨害させたことが明らかになった。支持者らは滑走路に岩などを置いたため、同機は元の空港まで引き返すことを余儀なくされたという。同国当局が発表した。ソーシャルメディア上では議員らの行動をあざける声とともに職権乱用だとして非難が広がっている。

 アフガニスタン内務省は25日、違法な目的地外着陸をさせた容疑で空港の安全管理当局の職員を含む5人が逮捕されたと発表した。

 航空当局者の話によると、議員らは民間航空会社カーム航空(Kam Air)のカブール発便に乗り遅れたことに腹を立て、到着地である中部バーミヤン(Bamiyan)の支持者らに連絡を取った。これを受けて支持者らは、着陸空港の滑走路に岩などを置いて同機の着陸を妨害し、元の空港へ引き返させた。

 乗客30人を乗せた同便は離陸した空港に戻った後、燃料を補充し直し、この議員2人を乗せてバーミヤンに向け再び出発したという。カーム航空は25日、この事件が乗客や空港職員の命を危険にさらす可能性があったとし、バーミヤン行きの全フライトを無期限で運休していると明らかにした。

 アフガニスタンの議員には汚職や身内びいき、職権乱用による不当利得などの疑いがたびたび持ち上がっている。
【翻訳編集】AFPBB News