マルセイユが25日、ユヴェントスからDFパトリス・エヴラ(35)を獲得したことを発表した。インテルDF長友佑都の去就にも影響するかが注目される。

2014年にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、イタリア王者ユヴェントスに加入したエヴラ。過去2シーズン連続で国内2冠に貢献した同選手だが、今季はレギュラーの座を失い、1月のマーケットでの去就が取りざたされていた。

古巣ユナイテッドへの復帰をはじめ、プレミアリーグに戻る可能性も報じられていたエヴラだが、一方で浮上していたのが母国復帰説。そして25日、マルセイユが1年半契約を正式に発表し、エヴラの11年ぶりのフランス復帰が決定した。


1月のマーケットで左サイド強化を目指していたマルセイユのリュディ・ガルシア監督は目的を果たした形だ。そこで注目されるのが、マルセイユからの関心が報じられていた長友の去就だ。エヴラの加入決定により、長友のマルセイユ移籍は消滅したとみられる。

長友は昨春、インテルとの契約を延長したところ。だが、人員整理に動くクラブは背番号55も放出候補にしていると言われる。長友自身は25日、チームの夕食会の様子をツイートしているが、今後もインテルにとどまることができるだろうか。