20日、韓国・オーマイニュースによると、元慰安婦被害のキム・ボクドクさんが、「和解・治癒財団」から受け取った1億ウォンを返金することが明らかになった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2017年1月20日、韓国・オーマイニュースによると、元慰安婦被害のキム・ボクドクさんが、2015年末の慰安婦問題日韓合意に従って韓国政府が設立した「和解・治癒財団」から受け取った1億ウォン(約976万円)を返金することが明らかになった。

市民団体「慰安婦ハルモニ(おばあさん)とともにする統営・巨済市民の集まり」(統営巨済市民の会、ソン・ドチャ代表)は「キム・ボクドクさんがお金を返すことにした」と明らかにした。

現在、キムさんは、慶尚南道立・統営老人専門病院に入院している。ソン・ドチャ代表と他の運営委員は、20日午前、キムさんが入院する病室で、キムさんの甥夫婦を交えて話を交わした。統営巨済市民の会は「キム・ボクドクさんは、はっきりと『お金を返せ』と自分の意思を明らかにした」とした。「和解・治癒財団」は2016年、キム氏の甥名義の通帳に2回にわたって合計1億ウォンを入金したが、キムさんがその事実を知らずにいたことが論議となっていた。

解決の目途が立たない慰安婦問題に、「本当の和解・治癒を行う財団なんだったら傷ついた人を再び傷つけるようなことはしないでくれ」「日本から受け取った10億円自体、返金しろ」「現政府が行った日韓合意は無効」などと政府を批判する意見が寄せられている。

また、「その甥夫婦は元被害者の意見も聞かずに、自分の通帳に1億ウォンを振り込ませたのか」と親族を批判する意見や、「元慰安婦被害者に今さら1億ウォンを渡して何の役に立つのか?」と、合意内容に批判的な意見も見られた。(翻訳・編集/三田)