auよりも勢いがある?格安SIMのUQ mobileが独自の新スマホやキャリア並の通話定額がスゴい
UQコミュニケーションズ(以下、UQ)とUQモバイル沖縄が10月24日に2016年秋冬モデルの新製品・新サービス発表会を行った。
●スマホのラインナップが充実
以前は、KDDIの子会社としてWiMAXを使ったデータ通信サービスを行っていたUQだが、現在はそれに加え、いわゆる"格安SIM"も提供している。
最大の特長は仮想移動体通信事業者(MVNO)としては珍しいau回線を使った携帯電話サービスである点だ。
ただ、これまでのUQ mobileは、au系のMVNOは回線を借りる料金(接続料)が高いことに加え、対応するスマートフォン(スマホ)が少ないなど、他のMVNOキャリアに比べて、メリットを生かし切れていなかった。
しかし、接続料は総務省の施策もあって、徐々に下がっており、NTTドコモ系にかなり近くなっている。
加えて、UQが積極的に後押しすることで、対応するスマホも多くなってきた。
以前に紹介したように「au VoLTE対応」となっている以下の機種がそれだ。
・ZenFone 3 ZE520KL 10月7日発売
・ZenFone 3 Deluxe ZS550KL 10月下旬発売予定
・Alcatel IDOL 4 11月下旬発売予定
・Alcatel SHINE LITE 12月発売予定
今回の発表会ではこれらの4機種に加え、独自の
「AQUOS L」
「HUAWEI P9 lite PREMIUM」
という2機種を加えた6機種のスマホがラインナップされた。
ともに12月上旬発売予定だ。
新しく発表された「AQUOS L」
すでに取り扱っていた「LG X Screen」や「ZenFone Go」、「ZenFone 2 Laser」も含めUQ mobileで使えるSIMフリーのau VoLTE対応機種は着実に増えてきている。
発表会でも親会社KDDIの「auより充実しているんじゃないか?」と問われ、積極的にメーカーに働きかけていることを明らかにした。
●5分かけ放題の新料金プランも提供
さらにUQでは、NTTドコモなどの大手キャリアが提供している5分までかけ放題の通話が利用可能な新料金プラン「おしゃべりプラン」を2017年2月22日より提供開始する。
しかも、データ通信量が少ないおしゃべりプランSならデータ通信料込みで基本使用料が月額3,980円(税抜、以下同)だが、スマトク割とイチキュッパ割で13ヶ月目までは月額1,980円、その後は月額2,980円で使える。
おしゃべりプランSは月1GBまでだが、データ増量キャンペーン適用時は2GBとなる。キャリアならおよそ6千円はかかるのでお得感がある。
●auのサブブランドではない、強みは「WiMAX」
勢いのあるUQ mobileだが、その背景にはソフトバンクでサブブランドとして展開している「Y!mobile」の好調さにある。
auではY!mobileに対抗しきれないところをUQ mobileに担って欲しいという思いがあるようだ。
一方で、UQではY!mobileのようなauのサブブランドではなくあくまでMVNOとしてUQ mobileを展開していく。
そのため、ショップ展開も一部のauショップでは連携をするものの、基本的には現在は家電量販店が中心だ。
というのも、UQはWiMAX時代から家電量販店での取り組みを行ってきており、その経験が役立っているという。そして経験だけではなく、WiMAXは「WiMAX 2+」としてまだまだデータ通信市場としては人気も高い。
今回も新しく下り最大440Mbpsまで高速化したモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX03」を12月に発売すると発表した。
ゆくゆくはUQ mobileとUQ WiMAXを組み合わせるようなサービスも提供されるかもしれない。今後、UQが躍進するかどうか注目したいところだ。
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●スマホのラインナップが充実
以前は、KDDIの子会社としてWiMAXを使ったデータ通信サービスを行っていたUQだが、現在はそれに加え、いわゆる"格安SIM"も提供している。
最大の特長は仮想移動体通信事業者(MVNO)としては珍しいau回線を使った携帯電話サービスである点だ。
ただ、これまでのUQ mobileは、au系のMVNOは回線を借りる料金(接続料)が高いことに加え、対応するスマートフォン(スマホ)が少ないなど、他のMVNOキャリアに比べて、メリットを生かし切れていなかった。
しかし、接続料は総務省の施策もあって、徐々に下がっており、NTTドコモ系にかなり近くなっている。
加えて、UQが積極的に後押しすることで、対応するスマホも多くなってきた。
以前に紹介したように「au VoLTE対応」となっている以下の機種がそれだ。
・ZenFone 3 ZE520KL 10月7日発売
・ZenFone 3 Deluxe ZS550KL 10月下旬発売予定
・Alcatel IDOL 4 11月下旬発売予定
・Alcatel SHINE LITE 12月発売予定
今回の発表会ではこれらの4機種に加え、独自の
「AQUOS L」
「HUAWEI P9 lite PREMIUM」
という2機種を加えた6機種のスマホがラインナップされた。
ともに12月上旬発売予定だ。
新しく発表された「AQUOS L」
すでに取り扱っていた「LG X Screen」や「ZenFone Go」、「ZenFone 2 Laser」も含めUQ mobileで使えるSIMフリーのau VoLTE対応機種は着実に増えてきている。
発表会でも親会社KDDIの「auより充実しているんじゃないか?」と問われ、積極的にメーカーに働きかけていることを明らかにした。
●5分かけ放題の新料金プランも提供
さらにUQでは、NTTドコモなどの大手キャリアが提供している5分までかけ放題の通話が利用可能な新料金プラン「おしゃべりプラン」を2017年2月22日より提供開始する。
しかも、データ通信量が少ないおしゃべりプランSならデータ通信料込みで基本使用料が月額3,980円(税抜、以下同)だが、スマトク割とイチキュッパ割で13ヶ月目までは月額1,980円、その後は月額2,980円で使える。
おしゃべりプランSは月1GBまでだが、データ増量キャンペーン適用時は2GBとなる。キャリアならおよそ6千円はかかるのでお得感がある。
●auのサブブランドではない、強みは「WiMAX」
勢いのあるUQ mobileだが、その背景にはソフトバンクでサブブランドとして展開している「Y!mobile」の好調さにある。
auではY!mobileに対抗しきれないところをUQ mobileに担って欲しいという思いがあるようだ。
一方で、UQではY!mobileのようなauのサブブランドではなくあくまでMVNOとしてUQ mobileを展開していく。
そのため、ショップ展開も一部のauショップでは連携をするものの、基本的には現在は家電量販店が中心だ。
というのも、UQはWiMAX時代から家電量販店での取り組みを行ってきており、その経験が役立っているという。そして経験だけではなく、WiMAXは「WiMAX 2+」としてまだまだデータ通信市場としては人気も高い。
今回も新しく下り最大440Mbpsまで高速化したモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX03」を12月に発売すると発表した。
ゆくゆくはUQ mobileとUQ WiMAXを組み合わせるようなサービスも提供されるかもしれない。今後、UQが躍進するかどうか注目したいところだ。
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