キングソフト、ファイル共有やAPI連携を追加した「WowTalk」最新版
キングソフトは10月24日、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」最新版となる8.3を公開した。
WowTalkは、トーク機能とタイムライン機能、無料音声通話機能などをスマートフォンやPCから利用できる法人向けサービス。
これまで、画像や各種ファイルは、送受信後トーク内の会話と共に流れてしまっていたため、その場で保存できなかった場合は、トークをさかのぼって探す必要があった。最新版では、トーク内でやり取りしたファイルを一括で管理することが可能となった。ファイルのプレビューができると同時に、保存はもちろん、他のトークへの転送も対応している。
Identity Providerの証明書をアップロードすることで、SAML認証を行えるようになり、ActiveDirectoryのアカウントを利用して、WowTalkを利用できるようになった。
また、特定のメンバーや部署にメッセージを送信できる「トーク送信API」とメンバー追加・更新・削除・情報取得が行える「ユーザー管理API」を公開した。社内システムや外部システムと、個別連携が可能になった。
提供価格(税別)は、ベーシックプランが1ユーザーあたり月額300円、プレミアムプランが1ユーザーあたり月額500円。なお、新機能のAD連携やAPI機能は別途、個別見積もりとなる。
(山本明日美)