森三中・大島が女体盛りに! 鈴木おさむが結婚を決意した伝説企画

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美しき伴侶を手に入れることは、自身のステータスを示す行為の一つ。そう捉えている男性は、きっと多いはず。でないと、IT企業経営者が女優と、プロ野球選手が女子アナと、Jリーガーがモデルとばかり結婚する理由の説明がつきません。

そういった男たちからすると理解に苦しむのが、売れっ子構成作家・鈴木おさむが下した選択です。何せ、当時付き合っていたモデルの彼女と別れて、森三中・大島美幸と交際0日で結婚したのですから。

「森三中がやってきた」ガキ使の企画が出会いのきっかけに


そもそも2人の関係は、鈴木おさむがテレビに映る大島に一目ぼれしたところから始まります。きっかけとなったのは、2001年2月18日に放送された『ガキの使い』での「森三中がやってきた」企画。
これは、大島がダウンタウンの浜田に猛アタックするというコント。この時、大島はまだ無名に近い状態。前年12月に放送されたガキ使の名物企画『ハイテンション・ベストテン』に出演し、そこでレギュラー陣から「おもろい」と認められて、実現したのがこの「森三中がやってきた」でした。

凄まじい芸人根性を見せた森三中・大島


自分たちをフューチャーした企画が、ダウンタウンの冠番組で立案される……。彼女たちからしたら空前絶後のチャンスです。偉大な吉本の大先輩の前で何とか爪あとを残さんと、もてるエネルギーの全てを出し切ろうとするのは当然でしょう。

事実、大島と相方の村上(黒沢は『電波少年』の企画のため不参加)は、緊張とプレッシャーで声が上ずりながらも、全力で笑いを取りに行きます。特に圧巻だったのが、「せまって せまって 浜田にチュー!」という対決コーナー。
プロレスのリング上で、大島が浜田にキスを迫るのですが、およそ女性向けとは思えない力加減で殴られ、蹴られ、締め落とされます。それでも果敢に突進し、最後は「こんなにしなくてもいいじゃねぇかよ…」と泣き咽ぶ大島に、多くの視聴者が芸人根性を感じたはずです。

タオルを腰に巻きサウナへ、さらには女体盛りに…


この働きが認められ、「森三中がやってきた」企画はシリーズ化。バレンタインデー、クリスマスなど、何らかのイベントの度にやってきては、浜田に交際を迫る⇒返り討ちにされる、を繰り返します。
その中で大島は、「浜田に気に入られるため」という名目で何度か全裸姿を披露。サウナで汗を流す浜田の隣に、おっさんみたいに下にタオルだけ巻いて「よっ!」と言って座ったり、新鮮な刺身を乗せた「女体盛り」となって現れたりと、かなりキワドイ格好で出演していました。

大島の裸で興奮した鈴木おさむ、熱烈アプローチ!


多くの視聴者にとってこの企画は笑いの対象でしかなかったのですが、おそらく日本中で唯一、性的な視点で捉えていた男がいます。誰あろう、鈴木おさむです。
後に彼は、大島のあられもない姿をみて「オ○ニーをした」とも語っています。ガキ使での活躍をみてアプローチをかけたというのだから、人生、何がご縁になるか分からないというものです。

2002年に結婚して既に15年近く経過した今でも仲むつまじく、去年は念願の子宝にも恵まれた2人。幸せならば、何がきっかけで知り合おうが、嫁がブスだろうが関係ない……。そんな理想の夫婦像を今後も提示し続けて欲しいものです。
(こじへい)

※イメージ画像はamazonより森三中・大島美幸の日本一、明るくまじめな妊活本! (オレンジページムック)