【ジブリ飯再現!】魔女の宅急便の『ニシンとかぼちゃのパイ』を作ってみた!

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小さな子どもも、大人も何度も観て育つジブリの名作『魔女の宅急便』。

ジブリは幅広い世代から支持され、作品の中に出てくるごはんがまた、美味しそうなものばかりなんですよね!

熱狂的なファンの中ではジブリ飯とも呼ばれ、ネット上でも食べてみたい!という声がたくさんあります。

そしてママスタセレクト編集部の私もジブリ飯が気になる人のうちのひとり。中でも、『魔女の宅急便』の中に出てくる“ニシンとかぼちゃのパイ”が気になる!!

ニシンとかぼちゃのパイって?そういう料理が存在するんでしょうか?



作品の中では、おばあちゃんが孫娘にこのパイを作ってあげるのですが、それを届けたキキには「私、このパイ、嫌いなのよね」と答えています。それってつまり微妙なの?それとも普段から食べていて飽きているのでしょうか・・・それでも気になる!食べてみたい!そこで、実際に作って食べてみましたのでレポートいたします!

『魔女の宅急便』は、スウェーデンのストックホルムの街を参考にして作られたそう。調べてみると、スウェーデンではニシンの酢漬けは定番の前菜でよく食べられているようです。

今回は作ってみるにあたり、できるだけ簡単にできるように、ニシンは缶詰のものを使い、パイは冷凍パイシートで実践してみたいと思います!出来上がりはこちら!



材料



冷凍パイシート(※使う10〜15分前に常温に出しておく):3枚

ニシンの缶詰(にしんの燻製オリーブ油漬を使用):2缶

かぼちゃ:500g

ミックスナッツ:50g

ローストアーモンド:適量

オリーブオイル:大1

塩:小1

胡椒:適量

卵:1個

ホワイトソース

バター:40g

小麦粉:大3

牛乳:300cc

玉ねぎ:1/2個

塩:小1/2

胡椒:適量

作り方

1.かぼちゃは皮付きのまま角切りにし、柔らかく茹でてマッシュし、刻んだミックスナッツを加え、塩、胡椒で味付けする。



2.玉ねぎ1個は薄切りにし、オリーブオイルで炒め、塩、胡椒で味付けする(フィリング用)

3.<ホワイトソースを作る>玉ねぎ1/2個は薄切りにし、バターで炒める。玉ねぎに火が通ったら、小麦粉を入れて、玉ねぎにまぶしながら炒める。牛乳を加えて、とろみがつくまで木べらで混ぜる。塩、胡椒で味を調え粗熱を冷ます。

4.パイシート2枚は耐熱皿のサイズに合わせて切る。耐熱皿のサイズに合わせて切ったパイシートのうち1枚は、斜めに2cm幅で切る。残りの1枚のパイシートは、はさみで魚型に切る。



5.グラタン皿にかぼちゃマッシュ、ホワイトソース、2.、の順で入れ、一番上にニシンを乗せる。



6.耐熱皿の形に切ったパイシートを乗せ、溶き卵をのりにして、2cm幅に切ったパイシートを等間隔に乗せたら、上に魚型のパイシートを乗せる。溶き卵を塗り、周りにアーモンドを乗せる。



7.200℃に熱したオーブンで20分焼く。

実際に食べてみて感想は・・・?



オーブンで焼きあがって、いい匂〜い!見た目はと〜っても美味しそう!!

ニシンの缶詰は燻製ニシンのオリーブ漬けというものをスーパーで手に入れたのでそれを使ってみました。

それとかぼちゃって合うのだろうか・・・と、食べてみる前は本当に味の想像ができずドキドキ・・・撮影を試みた3人でいざ実食!すると・・・

『めちゃくちゃ美味しー!!!!!』

本当にすっっごく美味しくて、かぼちゃのマッシュとニシンのしっかりとした味付けとホワイトソースが絶妙にマッチしてとても美味しかったです。

食べる前は、ニシンは水煮などのあまり味がないものの方がいいんじゃないか・・・という話が出ていたのですが、実際はかぼちゃが甘いので、燻製ニシン缶を使ったことがとっても良い結果となりました!

ニシンの缶詰ってなかなか見つからなさそう・・・という話にもなり、味見をしてみて、味がしっかりとした魚の缶詰なら美味しくできそうなことが分かったので、例えば秋刀魚のかば焼きや、イワシの醤油漬けの缶詰などで代用しても美味しくできるかもしれません!

これは、ぜひジブリ飯再現パーティーを企画してお披露目したいぐらい美味しいレベルです!気になる方はぜひ!作ってみてくださいね!