Facebookの意外と知らない設定&タイムラインのダイエット方法5つ+α
世永玲生です。さて大型連休でお時間がある方も多いと思いますが、普段仕事&プライベートでFacebookを使っている人も、一気にプライベートオンリーの使用になるタイミングだと思います。
そこでこのタイミングでセキュリティ方面やプライバシーそして、タイムラインのダイエットを行ってみてはいかがでしょうか。
1.見逃しているメッセージが無いか確認
定番ですがまずはこれ。こちらのリンクから"メッセージ・リクエスト"をみてみてください。
Facebookは仕様上、フレンドになる前のユーザーからのメッセージは"メッセージ・リクエスト"に格納され、友人になった後にやりとりをしないかぎり、そこに格納されたままというパターンもしばしばあります。
2.乗っ取られにくい設定になっているか確認
まず"ログイン承認"をチェックしてください。
こちらで
"使用したことのないブラウザか〜"のチェックを入れ変更を保存することにより、不正な手段で入手したIDとパスワードがあったとしても、電話用のSMSや携帯用メールが見れる環境にない限り、新しいブラウザからはあなたのアカウントにログインできません。
次に、Facebook用のスマホアプリを利用している場合は、このリンクから"コードジェネレータ"をオンにしてください。
コードジェネレータは30秒毎に変更されるナンバーキーがない限りはFacebookにログイン出来ないセキュリティ機能です。すなわち、スマホのFacebookアプリを立ち上げることが出来ない状況では、新しいブラウザからはFacebookにログイン出来なくなります。
ついでに"設定"の"他のユーザーが使用しているアプリ"で、あなたとフレンド状態の他のユーザーがアプリ経由であなたの情報を持っていく許可も全部オフにしちゃいましょう。
アカウント名と生年月日等の個人情報はこの設定をオフにしていないと、悪意のあるアプリに収集される可能性があります。
3.過去の投稿の公開範囲を変える
過去のタイムラインの投稿。全てを全体公開にしてるメリットを感じないあなたはこちらの設定もいじりましょう。過去の投稿を"友達だけに公開"に一括変更できます。
"プライバシー設定とツール"で"今後の投稿の共有範囲"を"自分だけ"または"友達"に変更します。
その後、"友達の友達とシェアまたは公開でシェアした投稿の共有範囲を制限"の"共有範囲を変更"をクリックすると、過去の公開投稿すべてが友達のみに表示される様になります。
なお、この操作を行っても過去に"自分だけに公開"にしたものはそのままですのでご安心を。
4.Facebook用データ倉庫を作る
Facebook上に自分用のデータ整理倉庫を作る方法です。
左メニューから"グループを作成"を選択。
仲の良い友人と2人で"秘密のグループ"を作成します。
その後その友人をグループから削除します。
すると、自分一人のグループが出来るわけです。
グループでは25MBまでのファイルや写真がアップ可能、そしてグループ内の検索も可能ですので、様々な情報や、テキスト、ファイルを保存しておく場所としても便利ですし、何よりPCとスマホ間のファイル共有の場として常にログインしているであろう、Facebookのグループは非常に有用です。
こんな感じで、流れてしまうことなく情報が管理できるので本当に便利ですよ。
5.タイムラインをダイエットしよう
さて、実は今回のこれが本題。
「アプリを使うと自分の情報が抜かれるからやめてくれ」と友人にツッコミを入れる前に、セルフディフェンスで情報を抜かれない設定にしましょう。という内容で記事を書かせて頂いたのですが、
「こんな低俗でエビデンスもなにもない記事シェアするの辞めてくれませんか??」
みたいな言い争い見たことありませんか?残念ながら僕も以前は良く目にしていました。
この様な言い争いに加担することなく、自分のタイムラインをダイエットして『情報の宝庫』にする方法を最後にご紹介します。
「ちょっとこの投稿は・・・・」と思うポストをみかけたら、突っ込んだりメッセを送る前にすかさず投稿右上の"⌄"をクリックしましょう。
すると、様々な非表示の提案が表示されます。
まず、一番上の"投稿を非表示"選んでみましょう。
この機能は「少し表示を減らしたい」場合に有用です。投稿者自体の表示率をさげるか、またはその投稿をしたFacebookページの投稿の表示率を下げます。
「見たくないってほどじゃないけど、頻繁すぎる」ような場合に有用です。
次に"指定のFacebookページの投稿をすべて非表示"
こちらを選びますと、任意のFacebookページが投稿した内容が今後すべて表示されなくなります。
あなたのフレンドが"いいね"や"シェア"を行っても表示されることがなくなります。
そして"Webサイトとアプリの非表示"
こちらはまとめて説明させていただきます。前者の"Webサイトの非表示"はそのサイトのURLを含んだものが、タイムラインに表示されなくなるものですが、この操作を行っても提携しているサイト等を経由してすり抜けて来ることが多いです。
炎上マーケティング的にPVを稼ぐサイト等はFacebookアプリを使って再拡散を行っている場合が多いので、その場合"アプリの非表示"を行うことでまとめて非表示にすることが可能です。
他のアプリを使って配信していることも多いでしょうから、まずは"アプリの非表示"再度タイムラインで見かけた際には"Webサイトの非表示"を行うのが効果的です。
さて、最後に余談ですが「とても有益な情報を提供してくれる人なのにTwitter連携をしてて、金曜の夜になると連投が少し気になる」そんなフレンドがいるかたはこちら。
見ての通りなんですが、Twitter連携の表示がほぼこれで0になります。
さて、ゴールデンウィークにかこつけてFacebookの色々な機能をご紹介しましたがいかがでしょうか?
僕はFacebookを使い始めて暫くしてからRSSリーダーを使うのを辞めました。
しっかりとチューニングすればFacebookのタイムラインは宝の山になると思います。
問題としては、スパミーな炎上マーケティングサイト等を非表示にすることで、そういった情報に興味を持つ人達の表示率自体が下がり、必然的にそういった人たちの他の投稿を目にすることも減ってしまうことですが、それも考え方次第では良いダイエットなのかもしれません。