復活したホンダ「NSX」、最新の生産ライン(動画あり)

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ホンダが「NSX」をハイブリッド車として蘇らせ、米国の新工場で生産を開始した。高い精度と慎重さが要求されるスーパーカーの生産工場を、WIRED US編集部が動画レポート。

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ホンダの「NSX」(米国では「アキュラNSX」というブランド名で販売)が帰ってきた。

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同社の高級スポーツ車部門であるアキュラが、この伝説的なクルマをついに蘇らせたのだ。1990年に販売されたNSXは、性能に一切妥協のないスーパーカーをホンダがつくれることを証明し、カルト的なファンを獲得した。

同社は2005年にNSXの生産を中止したが、2011年、ハイブリッド車として復活させることを発表していた。そして今、オハイオ州メアリーズヴィルにある20万平方フィート(約18,580平方メートル)の新しい工場で、NSXが生産ラインから少しずつ送り出されている。

ツインターボV6エンジンを搭載したこのハイブリッドスポーツカーは、控えめに言っても速いマシンだ。停止状態から時速60マイル(約97km)に達するまで3秒。最高時速は191マイル(約307km)だ。これほどのスピードを実現するための鍵は何だろうか。もちろん、強力なパワーと軽量な素材は必要だ。だが、生産については慎重にする必要がある。しかも、きわめて正確にだ。

そのため、この新しい工場では、許容誤差が1ミル(1,000分の1インチ=0.0254mm)以内とされている。最終的には、人間とロボットがNSXを、一度に8台ずつ生産するという。これはゆっくりとした生産スピードだが、アキュラによれば、スーパーカーの製造には厳格な注意が求められるためだという。

スーパーカーの生産がどのように行われるのか、まっさらな新しい生産ラインの様子を取材した冒頭の動画を見てほしい。以下のギャラリーは別のUS版記事から。

SLIDE SHOW

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※米国での希望小売価格は15万6,000〜20万5,700ドル。関係者によると、日本では今夏にも受注が始まる見通し

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