15日、韓国の入学式シーズンとなる3月を前に、今年の新入生が1人もおらず入学式を開催できない学校が全国で100校以上に上ることが分かった。資料写真。

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2016年2月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の入学式シーズンとなる3月を前に、今年新入生が1人もおらず入学式を開催できない学校が全国で100校以上に上ることが分かった。年々進む少子化や、離農が進んだことによる農村地域の過疎化が主な原因だという。

聯合ニュースが全国の市・道教育庁を通じて調べたところ、今年迎える新入生が1人もいない学校は全国で100校余り。大部分が小学校だが、一部、中学校も含まれているという。地域別では全羅南道が最も多く44校、都市部も例外とは言えず、首都ソウルに近い仁川市や京畿道でも、それぞれ4校、3校が該当している。さらに、新入生が1人しかいない学校も多く、江原道だけでも本校13校、分校13校の計26校に上る。

子どもが減っている農村部や山間部では、友達が多い環境で子どもを学ばせたいという親が転校を進める例も多く、こうした現象は今後も続くものとみられる。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「出生率の低下は深刻な問題だけど、理解はできる。国の状況をみていると、子どもを産みたいという気持ちがきれいになくなってしまう」
「今年30歳です。この国で子どもを出産する気は1ミリもありません」
「それでどうしろって?産めっていうこと?それなら税金を減らして給料を上げて」

「あと何年かしたら、今度は家が余る。家を買う世代がいなくなるからね」
「出生率は下がっているのに、高層の広いマンションは増加中。おかしな国だ」
「この国は人がいなくなって自滅するね」
「今後はもっとひどくなる」

「首都圏の人口を分散させるべきだ。大企業や公営企業を、地方都市や田舎に一つずつ分けて」
「一人ぼっちの新入生は、何のために学校に通うの?学校は友達から学ぶために通うものでは?」
「出産、結婚はおろか、生きるのに精いっぱいで恋愛すらできないアラフォーの自営業者ですが」(翻訳・編集/吉金)