28日、中国は間もなく旧正月を迎えるが、毎年旧暦の大みそかから春節にかけて放送される年越し番組に孫悟空役で知られる名俳優に出演のオファーが来ていないことが明らかになり、国民から不満が噴出している。

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2016年1月28日、鳳凰網によると、中国は間もなく春節(旧正月)を迎えるが、毎年旧暦の大みそかから春節にかけて放送される年越し番組・春節聯歓晩会に、孫悟空役で知られる名俳優に出演のオファーが来ていないことが明らかになり、国民から不満が噴出している。

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俳優の六小齢童(リウシアオリントン)さんは、1986年から放送された中国中央テレビのドラマ「西遊記」に孫悟空役として出演。そのリアルな演技で「美猴王」と呼ばれ、絶大な人気と評価を得た。このほど自身の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)への書き込みから、春節聯歓晩会に呼ばれていないことが明らかになった。

「申(さる)年なのに、なぜだ」「美猴王を出演させろ」との声がネット上で高まっている。西遊記はこれまで何度もドラマ化、アニメ化されているが、六小齢童さんが孫悟空を演じた1986年版は現在も高い人気を得ており、春節聯歓晩会で決めぜりふ「俺老孫來也!」(孫悟空さまのお出ましだ)を決める姿を見たいという人は数多い。

そうした中、春節聯歓晩会の監督を務める呂逸涛(リュー・イータオ)氏のブログが炎上している。「監督は西遊記を見て育ったのか、それともTFBOYS(中国版ジャニーズとも呼ばれる大人気少年アイドルグループ)を見て育ったのか」といった批判コメントのほか、六小齢童さんの出演を望む声が多数書き込まれている。

六小齢童さんは「もし春節聯歓晩会に自分が必要とあれば、出演を断る理由はない」としているが、局側からはこの騒動に関するコメントは出されていない。しかし、同局は近年、より幅広い年齢層のニーズに対応するため、特に若い世代が注目するような芸能人の出演や番組を優先するようになっているため、出演はあり得るかもしれない。(翻訳・編集/岡田)