ウィルバー・スコヴィル生誕151周年を記念したロゴ

Googleは、2016年1月22日のロゴを、米国の薬剤師であるウィルバー・スコヴィル生誕151周年を記念したデザインに変更した。これにより本日のGoogleロゴは辛さを計測するミニゲーム仕様になっている。

同ミニゲームは、ウィルバー・スコヴィルがアイスクリームのゲージを合わせて唐辛子を撃退するというもの。まずはウィルバー・スコヴィルがハラペーニョやカイエンペッパーなどのトウガラシを食べた後、辛さのあまりに思わずアイスクリームを頬張るところからゲームが始まる。クリアするとそれぞれのトウガラシの辛さの測定値がわかるようになっている。

また、ゲーム内で登場するトウガラシは5種類で、ピーマン(スコヴィル値:0)、ハラペーニョ、カイエンペッパー、ブートジョロキア(スコヴィル値:100万以上)、トリニダードモルガスコーピン(スコヴィル値:200万以上)と徐々に辛さが増す順番になっている。なおゲーム攻略のコツは、ゲージから戻ってくるタイミングで、ゲームの難易度が上がるほどスピードも増している。


初期のコンセプトアートとキャラクターデザイン

ゲームを試してみる方はこちら
https://www.google.co.jp/

ウィルバー・スコヴィルは1865年1月22日、コネティカット州ブリッジポート生まれ。1912年、製薬会社で唐辛子の辛さを測定する方法を研究中に、唐辛子の辛さを計る単位である「スコヴィル値」として標準化されているスコヴィル味覚テストを考案した。米国薬剤師会からエバート賞やレミントン名誉メダルなどを受賞。コロンビア大学から名誉博士号も贈られた。

そのほかの「今日のGoogleロゴ」はこちらを参照ください。

*記事内容を一部追加しました

Google
URL:http://www.google.com/doodles/wilbur-scovilles-151st-birthday
2016/01/22