2015年の卵の平均卸値が過去10年間で最高値になったと、16年1月7日付けの朝日新聞が報じている。昨年は、指標となるMサイズの卵の平均卸値(東京市場)が1キロあたり228円。値上げは3年連続で、平成以降では1991年の248円に次ぐ高値となった。

記事によると、卵の価格が高くなったのは、輸入に頼る鶏のえさの価格が円安で上昇したのが原因。生産コストが増加したことで、小規模な養鶏農家を中心に離農が相次いだことも、価格の上昇に影響していると見ている。