「もらっている」人がいる一方・・・

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冬へ向かう今の季節、ビジネスパーソンにとって気になるのは「冬のボーナス」のことだろう。

今年(2015年)、大手企業の冬ボーナスは「過去最高」だそう。景気のいい話の一方で、大手勤務でない人々からは寂しい声も聞こえてくる。

80社の平均が91万円

日本経済団体連合会(経団連)が発表した「2015年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」(第1回集計、15年10月30日)によると、大手80社(うち製造業78社)の妥結額の総平均は91万697円。前年冬より3.13%増え、第1回集計としては過去最高額を更新した。

ツイッターで冬のボーナスに関する投稿を見てみると、

「冬のボーナス1.5倍になってる」「冬のボーナスで車買おうと思ってるんだけどアルファードかベルファイアかCX-5で迷ってる」「冬のボーナスで彼氏が車を買うと言ってる」

と、確かに景気のいい話が聞こえてくる。

一方で、「大手の冬ボーナス過去最高」というニュースに対しては、

「こんなんうちじゃありえへん。羨ましいのー」「大手はエエのぅ・・・俺には関係の無い話じゃ(涙)!」「うちのボーナスは減る一方です、ええ」「どこの国のお話かしら」

などなど、「自分にはまるで関係ない・・・」という寂しい声も続出している。

なお、経団連調査の最終集計は例年12月中旬〜下旬に公表されるが、第1回集計より金額が下がる傾向がある。(MM)