武藤がブンデス初アシスト!2得点に絡み連敗ストップ

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[10.2 ブンデスリーガ第8節 ダルムシュタット2-3マインツ]

 ブンデスリーガは2日、第8節1日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でダルムシュタットと対戦し、3-2で競り勝った。武藤は1トップで先発出場し、後半38分までプレー。ブンデスリーガ初アシストを記録するなど2得点に絡み、勝利に貢献した。

 マインツは前半15分、MFダニー・ラツァの左FKにDFシュテファン・ベルが頭で合わせ、先制点。さらに同24分、DFダニエル・ブロシンスキの縦パスを武藤が左足ワンタッチで落とし、MFユヌス・マリが切り返しから左足ミドルをゴール左隅に流し込んだ。

 武藤のブンデスリーガ初アシストで2-0とリードを広げたマインツだが、直後の前半27分、ダルムシュタットはMFマルセル・ヘラーのミドルシュートが決まり、1点を返す。少ないチャンスを生かして前半を1点差で折り返すと、後半12分にはDFコンスタンティン・ラウシュの左クロスに途中出場のFWマルコ・ザイラーが右足で合わせ、2-2の同点に追いついた。

 2点リードを追いつかれたマインツも後半19分、マリからパスを受けた武藤が強引に反転し、PA内へ仕掛ける。右足のシュートは至近距離でGKに弾かれたが、こぼれ球をMFパブロ・デ・ブラシスが右足で押し込み、3-2と再び勝ち越した。

 後半21分にもマリとのワンツーから決定機を迎えた武藤だが、左足のシュートはGKに阻まれ、5試合ぶりのゴールはならず。後半38分に交代すると、チームは試合終了間際の後半アディショナルタイムに微妙な判定でPKを与えたが、FWサンドロ・ワーグナーがゴール上に外し、まさかのPK失敗。相手のミスにも助けられたマインツが3-2で逃げ切り、連敗を2で止めるとともに3試合ぶりの白星を飾った。


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